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わたくし美術館&ギャラリーユージン

わたくし美術館

所在地:大分県由布市湯布院町川上鳥越1266-8

鳥越地区の中でも特に私の大好きな美術館です。二階建ての小さな美術館ですが、様々なジャンルの作品をたくさん展示しています。ダリ、ルオー、有元利夫さんなどの有名な画家の名画もあれば、地元や近隣の芸術家の作品もあります。時にはダンボールで作られたオブジェがたくさん展示されていたり、クラフト作品があったり、その時々のテーマの作品を展示しています。何度伺っても新鮮な感じとなぜかほっとした感じを受けます。

わたくし美術館

わたくし美術館玄関

営業時間:9:00~17:00、定休日:なし
「空想の森アルテジオ」(旧・空想の森美術館さん)のすぐそばです。

わたくし美術館

わたくしミュージアムの庭

美術館という気取りがなく、気軽に立ち寄り、気楽に作品をみることができます。 作品を鑑賞するという感じではなく、もっとフランクで身近な感じがして、 より作品のよさが伝わってくる気がします。絵手紙や小さなオブジェなどのお土産品も販売していますし、ユニークなオブジェなどもあります。

わたくし美術館

庭のオブジェ

26年位前に伺った時、「岩田 幹彦」さんという方の猫がいるシーンを描いた油絵が数枚展示されていました。その絵がすごく気に入ってオーナーに尋ねると偶然近所の画材屋さんに画材をよく買いにみえている物静かな方でした。オーナーは親切に色々なエピソードを教えてくださいました。後に私の双子の娘はその画材屋さんの2階に絵を習いに通いましたが、その時にその画材やさんのご主人も「岩田 幹彦」さんのことをよくご存知でした。私が始めてわたくし美術館さんで拝見した時は3万円くらいだった絵が、数年後の当時で10倍くらいの値段になっていると教えてくださいました。有名になる前に発掘するオーナーの審美眼はすごいと思います。

わたくし美術館

わたくし美術館

岩田幹彦さんの作品には猫や犬がよく登場します。窓辺に寄り添って座る2匹の猫の後姿、独特の表情の犬…。岩田さんの絵をみるとほっとします。岩田さんの優しさが溢れていて、癒されます。岩田幹彦さんの作品は後に人気が出て、今では塚原に独自の画房をお持ちになっています。このように、まだ有名でなかった画家の作品を発掘し、展示したり、絵だけにこだわらず、様々な芸術作品を展示してますので、何度お伺いしても飽きることはありません。木の香りのする吹き抜けの部屋は、湯布院の優しい日差しがさしこみ、 尚更に作品を優しく映し出しています。窓から見える風景にも心癒されます。

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