九州湯布院民芸村
九州湯布院民芸村
所在地:大分県由布市湯布院町川上1542-1
古い家老屋敷や商家や蔵を復元し、利用した佇まいは重厚感があります。どっしりとした瓦屋根の門をくぐり中に入ると、江戸時代にタイムスリップしたようです。
家老屋敷の門
営業時間:8:30~17:30
民芸ガラス工房
民芸ガラス工房では、実際にガラス製品を作成している過程をそばでみることができます。ただし、火をたいているので、夏はかなり暑いです。しかし、みるみる色や形が変化し、作品となっていく過程は暑さも忘れ、ついついみいってしまいます。テキストテキスト
風鈴
民芸ガラス工房には、風鈴が下がっていました。
民芸民具館
「民芸民具館」には、幕末から明治にかけての民芸品を全国各地から集め、所狭しと展示しています。豊後独楽の製作風景をみることができるコーナーがあります。米粒ほど小さい独楽や、虹色に色付けされた独楽、様々な独楽が展示されています。また、職人さんが独楽を作成しているところや、絵付けもみることができます。「狭霧焼き」の製作風景をみることができるコーナーもあります。「郵便資料館」は、古い郵便局を再現しています。なんとなく懐かしい風景です。テキストテキスト
手漉き和紙工房
手漉き和紙工房では、和紙作りを体験することもできます。千代紙や押し花を散らし、思い思いの和紙を作成してます。「藍染温泉しぼり」を体験できるコーナもあります。他にも、昔の暮らしを再現した、対馬の石屋根倉、火之番小屋、大庄屋屋敷などが展示されています。展示物をみたり、職人さんの仕事ぶりを拝見したり、体験コーナで実際に体験したりしていると、あっというまに時間がたってしまいます。
中門コレクション古陶院
民芸村の中には中門コレクション古陶院があります。奈良正倉院宝庫の校倉造りの工法を生かした建物の中には、柿右衛門、古伊万里、李朝、高麗などの日本、中国、朝鮮などの古陶が展示されています。照明を抑え、薄暗がりの中、圧倒されるような大きくみごとな作品、すごいコレクションです。特にすごいのは、高さ125cmもある、古伊万里の壷です。すっごい大きな壷です。これだけ大きかったら、シャガールの花もすっぽり生けられそうです。