金鱗湖
きんりんこ
所在地:大分県由布市湯布院川上岳本
由布院駅から金鱗湖までは、約1.5km(徒歩約30分)、観覧無料、散策自由(24時間OK)
金鱗湖について
金鱗湖の名の由来
昔は湖と言わず池と言い、由布岳(1584m)の下にある池と言う意味から由布岳の「由布」を省略し、更に「岳の下(たけのした)」を「岳ん下(たけんした)」と発音して「岳ん下ん池」と称していた。(現地案内板より)
金鱗湖の名の由来
明治17年大分の儒学者、毛利空桑(もうりくうそう)が池のそばの露天風呂(茅葺屋根)の岳ん下ん湯(通称「下ん湯」)から眺めていると湖面より魚が飛びはね、鱗がおりしもの夕日に映えて金色に輝く様を見て、「金鱗湖」と名づけられる。(現地案内板より)
金鱗湖の概要
やや長方形をしていて長辺約100m、短辺約75m。湖底はゆるやかな「すり鉢」状になっていて、最深部は湖の山の手側にあって約2mである。水の流入は左手のハエ川の温水(30℃以上)と 右手奥の天祖神社境内の湧水それに湖底深部にある湧水口の供給から成り立っており、1日約23,300立方メートルが流出して大分川源流のとなっている。
生息する魚は、鯉、鮒、ハヤ、うなぎ、ナマズ、テラピア(豊後鯛)、グッピー、すっぽん亀、石亀等です。(現地案内板より)
由布盆地の朝霧
朝霧は秋から冬にかけ、晴れて冷え込みのきつい風がない朝、由布盆地を霧の海に沈めてしまう。この現象を狭霧台(野々草台上)や蛇越し峠(川西地区)からの眺望は、まさに天下一品である。朝霧発生の主因は金鱗湖から流れ出る川の水蒸気であると言われている(現地案内板より)
金鱗湖のガチョウ
朝靄の中、ガチョウさん達は優雅に金鱗湖で遊んでいます。 気持ちよさそうに羽を広げています。ガチョウさん達、まるで温泉に入っているみたいでしょ。シャガール美術館の近くでもガチョウさんが羽を広げています。岸辺まで朝靄が立ち込めています。洋灯舎さんも朝靄で隠れています。
金鱗湖と下ん湯
金鱗湖とシャガール美術館
周りの景色をすっぽり湖面に映しこむ金鱗湖