海童神社
龍造寺隆信公が佐賀城奪還のために海を渡ってこの地に上陸し、その後鎮護の神として創建された神社です。
肥前鳥居
所在地:佐賀県佐賀市川副町大字犬井道1098
主祭神:上津綿津見神・中津綿津見神・底津綿津見神
相殿神:天照皇大神・菅原道真
石造太鼓橋
まんぷく恵比須と大黒天
海童神社御由緒
綿津見神は伊邪那岐大神からお生まれになった神様で、天祖、天照皇大神、素戔嗚大神、住吉大神とは御兄弟にて、然も右の大神等の御兄神にあたられます。
海童神社は、天文20年(1551年)龍造寺隆信公、筑後三潴郡一木村に蟄居され仝、22年7月に至り佐賀城を奪還せんとして海辺に行かれ渡舟を求められました処、会々遥の沖に一漁舟がいるのを発見され、之を指し招きになりました処、岸に近づいて来ました。
その漁夫は園田次郎兵衛と犬井道新兵衛の二人で、喜んで乗舟させ水先案内を務め、海上無事に鹿ノ江崎に上陸させ土民と語って篤く労し護衛し、此の土地の状況を詳かに言上しました処、隆信公之を聞き潮水侵入の害をお察しになり就職後、代官成富甲斐守大蔵信種に命じられ防堤を増築し海水の侵入を防ぎ鎮護の神として主神三柱を斎き奉り海童神社と仰ぎ、航海漁業、交通だけでなく農業、商工業、諸産業の守護守として尊敬されております。(現地案内板より)
拝殿
拝殿と本殿
拝殿の天井には天井絵が飾らています。
天井絵
まんぷく恵比須
海をイメージした青で塗られた恵比須像です。
大黒天
青く塗られた大黒天です。
狛犬阿形
狛犬吽形
狛犬阿形
狛犬吽形
狛犬阿形
狛犬吽形
狛犬阿形
狛犬吽形