伊勢恵比須神社
長崎街道の要路として、商売が繁盛していた伊勢屋町(現在の伊勢町)の伊勢神宮境内に佐賀市内で最も古い恵比須像を祀っている神社です。。
所在地:佐賀県佐賀市伊勢町9-8
寛保3年(1743年)伊勢神社がある伊勢屋町(現在の伊勢町)は長崎街道の要路にあたるため、旅館や呉服屋が多く並び、商売でとてもにぎわい繁栄した町です。このことを伊勢屋町の氏子の方々が神様のおかげと、石造の恵比寿様をご神体として伊勢神社境内にお祀りしたのがはじまりです。
鎮座地:佐賀県佐賀市伊勢町9-8
伊勢神宮の境内の木のお堂に鎮座する恵比須さんです。
像高:153cm・半跏
建立:寛保3年(1743年)
光背を背負った半肉彫り像です。
右手に竿を持ち、左手で鯛を抱えています。
烏帽子に宝珠が一つあります。
高くて立派な光背です。品格がある上品な微笑みを浮かべています。右肩の上に鯛の尾鰭が見えています。
一緒に沢山の恵比須さんや大黒さんが祀られています。
伊勢恵比須神社御由緒
伊勢恵比須神社は、往路長崎街道の要路にあたり門前町として商売殷賑を極めた伊勢屋町の氏子一同がこれを御神徳と仰ぎ、寛保3年(1743年)に石造恵比須様を御神体として奉斎崇敬したもので、旧佐賀市に数ある恵比須様のなかでは最も古い恵比須様です。祭礼は、毎年2月11日午前8時より伊勢神社大祭と同日執行されます。(現地案内板より)
蟇股に2匹の鯛が彫られています。
肥前狛犬
石造肥前狛犬は一般的に小形で姿勢は静的、彫法は簡潔素朴、全体的に丸彫りで、脚部分は彫り抜かずに浮き彫りで表現されており非常に大胆かつユニークで一見狛犬とは思えない姿形で目を引きつけます。
肥前狛犬
肥前狛犬
とっても可愛らしい狛犬です。