松原神社の太鼓橋
松原神社の前を流れる松原川に東と北に1基ずつ石造太鼓橋が架かっています。
松原神社の太鼓橋
所在地:佐賀県佐賀市松原2丁目4-13
松原神社東の石造太鼓橋
安永元年(1772年)に架けられ、明治6年に架け替えられたともいわれている石造太鼓橋です。
7つの大きな板石の橋桁で支えられています。
慶長13年(1608年)、鍋島公は佐嘉城の総普請を本格的に開始するとともに、一帯の城下町の整備も進めました。その佐嘉藩の重要な施策の一つに、城の堀および城下町への上下水道(水源)の確保がありました。そのため、嘉瀬川本流(佐賀市大和町の石井樋)から城下まで取り込むための人工の水路が計画されました。これが現在も佐賀の街中を流れ下る多布施川であり、その一支流である松原川は、佐嘉藩祖の鍋島直茂公を祭る松原神社の北側を東から南へ向けて流れています。
松原神社北の石造眼鏡橋
平成元年(1989年)4月に架けらた、新しい石造眼鏡橋です。
橋長:8.8m・アーチ幅:5.3m
伝統的な技術を継承して造られた、石造眼鏡橋です。