織ものがたり
旧森永家の居宅では、鍋島緞通のお店「織ものがたり」が営業しています。
所在地:佐賀県佐賀市柳町4-7 旧森永家居宅
営業時間:10:00~17:30(実演は16:00まで)
定休日:月曜日・第2・第4火曜日
鍋島緞通の実演・製作・販売をしています。
約340年前から受け継がれる佐賀の伝統的な手織り絨毯「鍋島緞通」の作業工程を見学することができます。
玄関にさげもんが下がっていました。
鍋島緞通は、江戸元禄年間(1688年~1704年)に、中央アジアからトルコ、中国などを経由し、佐賀に技術が伝わったといわれています。肥前国佐賀郡扇町で農業を営む古賀清右衛門が、かつて外国に漂着して敷物の織り方を習ったという使用人に、有明干拓地の木綿を使い敷物を織らせると、何とも美しい敷物が出来ました。古賀清右衛門はその使用人に学び、自ら技術を習得しました。鍋島綱茂公もこの敷物の美しさに魅せられ、幕府将軍家への献上品としました。