白角折神社
白角折神社(おしとりじんじゃ) 所在地:佐賀県神埼市朝日 梅の花・おしとりの近くの川沿いを進んだところです。 小さな案内板がありますので、気をつけてみつけてください。 御祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと) 貞観15年(873年)に従五位下の神位に叙せられた古社です。 櫛田宮、高志神社とともに櫛田三所大明神と称され、平安時代から三所大明神のひとつとして崇められていた神社です。 城原川が谷より平野部に流れ出る水口を治める役割を持つ神社でもあります。 白角折の名称は、日本武尊が熊襲征伐の折に白角折神社のから的に向かって矢を射たという伝説があり、 白角折れは弊作りのおしとり部と、的は弓作りのいくわ部の関連がうかがえます。 御幣(ごへい)のおしとり部は、白く角が折れていますので、「白角折」と書いて、「おしとり」と読むのかもしれません。 境内の大楠は、佐賀県の天然記念物に指定されています。 樹齢千年を超えると言われる巨木です。 根回り:30m・高さ:27m・枝張り:30m~35m 幹に空洞がありますが、樹勢は旺盛です。
おしとりの名前は、近くにある、白角折神社(おしとりじんじゃ)からもらったのではないでしょうか? 白角折仁神社は、貞観15年に従五位下の神位に叙せられた古社です。 櫛田宮、高志神社とともに櫛田三所大明神と称されていました。 城原川が谷より平野部に流れ出る水口を治める役割を持つ神社でもあります。 「白角折の名称は、日本武尊が熊襲征伐の折に白角折神社のから的に向かって矢を射たという伝説があり白角折れは幣作りのおしとり部と、的は弓作りのいくわ部の関連がうかがえます。」と神社の案内板に書かれていました。 幣つくりとは神社などで使われる御幣のことでしょうか。 御幣(ごへい)は、神道の祭祀で用いられる幣帛の一種で、2本の紙垂を竹または木の幣串に挟んだものです。 御幣にとりつける紙垂は通常白く角が折れています。そこから白角折と書いて(おしとり)と読むのかもしれません。
城原川(じょうばるがわ) 佐賀県神埼市の中心を流れる川です。 城原川は、佐賀県と福岡県にまたがる背振山地を源と発し、 神崎町・千代田町を貫流して、佐賀市蓮池町で筑後川水系の佐賀江川に注ぐ、30.7kmの川です。 菜の花が春の訪れを真っ先に伝えてくれます。 水の郷神埼の源です。 ちょうど菜の花が満開でした。 毎年8月には、神埼市を流れる城原川を舞台に、ハンギーレースが開催されます。 ハンギーは木製のタライで、ヒシを摘む時に用います。 ハンギーレースは、そのタライ(ハンギー)を漕いでタイムを競うレースのことです。なかなかバランスを取るのが難しそうです。
白角折橋(おしとりばし) 所在地:佐賀県神埼市白角折 神埼を流れる城原川は、春には菜の花が咲き、 美しく長閑な景色を見ることができます。 城原川は、これまでにも三千石堰や横落水路などにより、流域外へも水利用されてきました。 城原川は、筑後川と嘉瀬川の間に位置し、これら広域的な利水事業の貴重な水源として位置付けされています。 城原川は、佐賀導水路を通じて嘉瀬川とつながっています。 城原川は、嘉瀬川の水量が不足するときに佐賀導水路を使い、応援する役割を持っています。 ちょうど菜の花が満開で、川岸が黄色に彩られていました。 散策するにはもってこいでした。