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水車の里

水と緑の郷「かんざき」の水車がある田園風景です。紅葉で有名な九年庵からも近い所にあります。

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神埼水車・水車の里
所在地:佐賀県神埼市仁比山地区
昔、動力源として活躍していた水車を神埼市仁比山地区に復元しています。
水の流れを利用して、羽根車を勢いよく回転させる水車、水がほとばしり、ガッタンゴトンという音が響く、近くの土手には菜の花が咲き、水車の近くには柳が枝垂れ、あ~これぞ日本の原風景という感じでした。

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神埼水車(群)の由来

明治30年頃には、(小渕、仁比山、的地区)60基の水車が群をなし、製粉業等が盛んでした。神埼水車は、直径約4mで、落差を利用し、7馬力から10馬力を出力し、製粉・精米・製材など幅広く活用され、なかでも水車で製粉された良質の小麦粉を原料とした神埼素麺(かんざきそうめん)は、全国に知られるところです。又、良質の小麦粉は、遠く京阪神をはじめ、各地方へ出荷されていたようです。
しかし電気等の新しいエネルギーの普及により、時代とともに水車は姿を消してしまいました。このため、町は、美しいむらづくりの一環として農林水産省・県の補助を受け、神埼水車を復元しました。城原川の大井手堰から取水した水路に、7基の水車を架け、内、2基については実際に製粉・精米に活用しております。
平成6年3月神埼市(現地案内板より)

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遊学館

所在地:佐賀県神埼市神埼町的1073-1
水車の里の南側には、水車の形をモデルとした「遊学館」があります。館内には、仁比山神社で12年に一度、申年の4月に奉納される御田祭を水車で発電した電気によって動くからくり人形があります。ここは駐車場が広いので、この駐車場に車を止めて、仁比山地区を散策するのもおすすめです。

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水車の里・遊学館

仁比山地区には、江戸時代から昭和初期頃まで、製粉・製材などの動力源として多数の水車が見られました。この水車の里は、仁比山水車を復元し、当時の様子を紹介しています。


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