鍋島藩窯橋
1mの大きな伊万里焼の壺や手書きの伊万里焼の磁器板、ダイナミックな龍の絵など、秘窯の里大川内山ならではの、素晴らしい橋です。
所在地:佐賀県伊万里市大川内町
伊万里川に架かる現在の橋は、1989年3月に完成しました。
長さ9.5m・幅15m
欄干の内側には、大川内山の地元の窯元が手書きで描いた四季の花々や港の風景の磁器板がはめ込まれています。
欄干の外側には、ダイナミックな龍や鳳凰の絵が描かれています。
欄干の上には、高さ1mの伊万里焼の大きな壺が2個飾られています。
欄干自体には、伊万里焼の破片がぎっしりと貼られています。この伊万里焼の破片は、地元の窯元が陶器市で売れるような品物までかなりの量を無償で提供したそうです。それらを割って、この橋の欄干や歩道やごみ箱などの装飾に使いました。
色鍋島の壺
1mある大きな壺です。
向かい合う大きな壺
色鍋島の壺
牡丹が描かれています。
色鍋島
光沢の優れた白磁の肌理細やかな肌に、渋い染付と赤・緑・黄の三色を基調として、美しい上絵が描かれています。
龍
上流側の欄干の外側には、磁器板に龍が描かれています。
ダイナミックな龍が描かれた磁器板を敷き詰めた欄干
鳳凰
下流側の欄干の外側には、磁器板に鳳凰が描かれています。
鍋島染付
白磁に呉須の藍色のみで描かれています。色鍋島の様な艶やかさはありませんが、白と藍のコントラストが美しいく、すっきりとした感じです。
鳳凰
欄干全体に伊万里焼の破片がびっしりと貼られています。
鍋島藩窯橋と紫陽花
伊万里川と鍋島藩窯橋
鳳凰と壺と石段磁器板
欄干の内側には、地元の窯元が手書きで描いた磁器板が埋め込まれています。
春夏秋冬の花や木、港の風景などが描かれています。
欄干の内側には、様々な窯元が作成した磁器板が埋め込まれています。