唐臼
陶石を細かく砕くために、水の力を利用した大型の唐臼が今も音を立てて動いています。
唐臼小屋
所在地:佐賀県伊万里市大河内町
陶工橋を渡った川沿いにあります。
唐臼(からうす)は、藩窯時代より陶石を細かく砕くために、水の力を利用した大型の臼です。今も大きな音を立てて動いています。
唐臼
やきもの作りの原料となる陶石を細かく砕いています。
「ドーン」、「ザァー」と、唐臼の音と水の音が響きます。
唐臼
鍋島藩窯時代はこの川畔に水車小屋が立ち並び、陶石を砕く音がこだましていました。秘窯の里・大川内山には、鍋島青磁の原料となる青磁鉱が豊富にあり、これらも唐臼で砕いて格調高い名品を生んでいます。
昭和40年代初めで姿を消したので、往時を偲び再現しました。(現地案内板より)