古伊万里美人像
伊万里の商店街の入口に陶磁器製の巨大な美人像2体が設置されています。
所在地:佐賀県伊万里市 商店街入口
大きな美人像で、迫力があります。
伊万里色絵夫人立像
片手で着物の褄を軽く持ち上げ、優雅に歩き出そうとする女性の立ち姿は、寛文期(17世紀後半)の風俗画を特徴づける美人画の様式です。
それが、古伊万里のモチーフになり、美人像の様式として定型化しました。
その後、絵画の世界では、浮世絵の流行に伴い、美人画の様式が様々に変化しますが、陶磁器の世界では、18世紀以降も、当初の様式が頑なに踏襲されます。国内外の王侯貴族や富豪が、観賞用として珍重しました。
『古伊万里色絵夫人立像』は、高さ40cmほどですが、この婦人像は、伊万里陶磁器工業協同組合と岩尾磁器工業株式会社の共同企業体の最高の技術をもって大きくつくりました。(現地案内板より)
優しい表情をしています。
着物にはうさぎと花が沢山描かれています。
着物には梅と牡丹が描かれています。