伊萬里神社
その昔、霊菓の租、田道間守命が不老長寿の霊菓「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」を得て、日本に帰りついた最初の場所がこの伊萬里神社のある岩栗山であったことから、お菓子の神様「中嶋神社」が境内にあります。
所在地:佐賀県伊万里市立花町84
昭和37年(1962年)に、香橘神社と戸渡嶋神社と岩栗神社が合祀され現在の伊萬里神社が成立しました。
御祭神:橘諸兄ほか
伊万里神社
江戸から明治にかけて各地の陶器商の往来で賑わった伊万里津。伊万里神社には、伊万里商人だけでなく、紀州の商人が寄進した手水鉢、筑前の商人が奉納した御神燈などがあり、当時の名残を見ることができます。
伊万里神社境内にある菓租中嶋神社はその昔、天皇の名を受けて不老不死の木の実を、常国より持ち帰った田島守が伊万里の地に最初に植えられたと伝えられていることに揺らします。木の実とは「橘」の実のことで、柑橘の原生種です。当時は木の実も菓子と呼んでいたので、菓租と言われるようになりました。中島神社の横には今でも橘の木が植えられています。(現地案内板より)