九州旅・九州各地の温泉・四季・町並・歴史

伊万里駅

2002年3月1日に筑肥線と西九州線の線路が分断されたのに合わせて東駅舎(JR)と西駅舎(松浦鉄道)の二つの駅舎に分かれて別々の駅になりました。2002年10月20日に東西の駅ビルが完成し、東西の駅は道路を挟んでペデストリアンデッキで繋がっています。

伊万里駅1

所在地:佐賀県伊万里市新天町
開設:明治31年(1898年)8月7日

伊万里駅2

躍動

大川内山では古老の言い伝えとして「鍋島藩窯では平戸藩とは違う唐子絵のうつわが作られた」とあります。しかし、現存する物が無く「まぼろしの鍋島唐子」と言われています。県立有田工業高等学校、伊万里陶磁器工業協同組合の協力を得て、瀬兵窯により鍋島唐子人形が蘇りました。
天真爛漫でいきいきとした唐子の躍動をお楽しみください。
2010年~2011年度 伊万里ロータリークラブ創立50周年記念事業 贈 平成23年12月(現地案内板より)

伊万里駅3

色鮮やかで、可愛い唐子です。

伊万里駅4

笛を持った唐子です。

伊万里駅5

伊万里駅6

伊万里駅7

ふるさとよ

交響曲 伊万里より ふるさとよ
『ふるさとよ』は交響曲伊万里の中心題で、作詞の片岡繁男氏は伊万里出身の詩人。作曲の池田洋氏は伊万里高校卒・武蔵野音大専攻科修了の作曲家でピアニスト。
 この曲は、1980年(昭和55年)5月、伊万里合唱団によって初演。以後、郷土伊万里への想いを新たにし、共に生きる喜びを共感できる曲として、演奏される。
 2007年初頭、ウィーンのニューイヤーコンサートで、氏の作品が長崎のコール・アザレアによる演奏を記念し、各位の協力を得て、本碑を建立する。(高森 記)(碑文より)

伊万里駅8

海は伊万里の宝物

共に生きようカブトガニ
伊万里湾には生きた化石と呼ばれるカブトガニが生息しています。日本でも数少ない繁殖地のひとつとして知られ、6月から8月の大潮の満潮時、カブトガニが伊万里市木須町多々良海岸などに、つがいでやってきて砂中に産卵します。

伊万里駅9

カブトガニ

カブトガニの化石は約5億年前のオルドヴィス紀にまでさかのぼることができます。約2億年前からほとんどその形状を変えていないため、「生きている化石」とも呼ばれています。環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。

伊万里駅10

伊万里地方の方言でカブトガニのことを「ハチガメ」と呼びます。鉢を伏せた形の亀に見えたからだと言われています。


佐賀一覧

  佐賀  唐津  武雄・嬉野  有田・伊万里
  鳥栖・三養基郡   多久・神崎  えびす