陶山神社
応神天皇を主神に、佐賀藩祖鍋島直茂と陶租李参平を祀る神社です。
陶山神社(すえやまじんじゃ・通称:とうざんじんじゃ)
所在地:佐賀県西松浦郡有田町大樽2-5-1
主祭神:応神天皇
相殿神:鍋島直茂公・李参平公
例祭日:10月16日・17日
御創建:万治元年(1658年)
御由緒:有田焼陶祖の神 大有田郷の郷社・神之原八幡宮より御分霊を勧請
陶山神社は、万治元年(1658年)8月、現在の伊万里市二里町の神原八幡宮から主宰神・応神天皇の霊が移され、陶祖李参平の魂を祀り有田皿山中の神明が帰一する宗廟の神として有田焼の繁栄と町民の幸せを守護されています。
石段を上り、踏切を渡った先に参道が続きます。
陶山神社は、万治元年(1658年)8月、現在の伊万里市二里町大里の神原八幡宮から主祭神・応神天皇の霊が移され、「有田皿山宗廟八幡宮」として開かれました。その「八幡さん」が陶山神社と呼ばれるようになったのは明治以降で、藩祖鍋島直茂公と陶租李参平公をあわせて祀るようになりました。
境内にはいくつもの記念碑や顕彰碑があり、江戸時代の銘大観「成松信久碑」を始め、学問の功績者「江越礼太碑」、有田焼商工の功績者「八代深川栄佐衛門碑」、有田陶器市の発案者「深川六輔碑」、また神社後方の山頂には、磁器創成300年を記念して大正6年(1917年)に「陶租李参平碑」が建立されるなど、有田皿山をリードしてきた先人の威徳を称えています。(現地案内板より)
こちらの鳥居の扁額には、「八幡宮」と彫られています。江戸時代までは、「有田皿山宗廟八幡宮」でした。
肥前鳥居
平成9年建立 奉納者:蒲池康郎・蒲池昭三・蒲池豊
笠木と島木が一体化し、柱・笠木・貫が三本継ぎになっています。
陶山神社の青銅製の狛犬 阿形
前歯がずらりと整列した立派な狛犬です。陶山神社を護っています。
建立:明治18年・本幸平奉納 谷口鉄工所(福岡県筑前国博多厨子町住)
鋳物師:深見孫三郎直次・深見孫平直満・大野正助直久
高さ:1.8m・幅:71cm・長さ:1.2m
青銅製で最も大きな狛犬といわれています。
陶山神社の青銅製の狛犬 吽形
煌びやかな首飾りが見事です。
陶山神社の石段
狛犬 阿形
狛犬 吽形
狛犬 阿形
狛犬 吽形
狛犬 阿形
狛犬 吽形
狛犬 阿形
狛犬 吽形
陶山神社 拝殿
神社扁額
有田焼の皿に、「陶山社」と書かれています。
奉納陶板
本殿
手水舎
手水舎
有田焼陶租の神 当山神社の案内図が描かれた陶板
陶山神社と磁器鳥居の図が描かれた陶板
有田焼陶租神 やきもののお守り
陶山神社には、色々なお守りがあります。干支のミニお守り、勾玉のお守り、交通安全のお守り、干支の絵馬、陶山神社が描かれた絵馬、陶山神社御守護などです。干支の絵馬は、有田焼でできています。より多くの人などに、「陶祖の神」のご神徳が授かりますよう祈念して、宮司が真心を込めて手作りしたお守りです。また、特注のマイお守りは、宮司がひとつひとつ心を込めて作った手作りのお守です。