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伝統文化の交流プラザ 有田館

有田焼の販売、季節に応じた企画展、観光案内などを行なっています。2階では世界で唯一の磁器製のカラクリ人形劇の上演をしています。

有田館2

所在地:佐賀県西松浦郡有田町幸平1-1-1
入館料:無料
人形劇拝観料:大人200円・子供150円
開館時間:9:00~17:00
上演時間:9:30~17:00
休館日:12/29~1/3
駐車場:3台

有田館27

1階は、有田が誇る名陶工、酒井田柿右衛門、今泉今右衛門、青木龍山、井上萬二ら各師の作品と地域の情報を展示・公開しています。
2階には、有田焼・マイセン焼・景徳鎮焼のお好きなカップを選んでコーヒーが飲める喫茶コーナー(休憩所)があります。また、2階には有田焼による人形劇も上映しています。

有田館12

有田が誇る名陶工、酒井田柿右衛門、井上萬二、今泉今右衛門、青木龍山などの作品が展示されています。有田焼のスピーカー、人形、箸置き、万年筆なども展示されていました。また、有田の地域の情報を展示・公開していますので、有田観光の初めに立ち寄ると色々なことを教えて頂けるので大変便利です。

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有田焼・マイセン焼・景徳鎮焼のカップ

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磁器と陶器の違い

磁器と陶器では、原料が違います。磁器の原料は泉山(有田)や天草(熊本)に代表される「陶石」ですが、陶器の原料は「土」です。また、磁器は1200度~1400度の高温で焼きますが、陶器は800度~1200で焼いて作られます。一般的に磁器が陶器に比べて割れにくいのは、この原料と焼成温度の違いにあります。
磁器は、吸水性が無く、光を透過させます。有田焼(伊万里焼)・波佐見焼・九谷焼・砥部焼などがあります。
陶器は、少し吸水性があり、光は透過しません。唐津焼・瀬戸焼・美濃焼・常滑焼・信楽焼・萩焼・笠間焼などがあります。

有田館14

有田焼フラワーベーススピーカー

有田館22

2階には休憩所・喫茶コーナーがあり、有田焼のコーヒーカップで珈琲やココアを頂くことが出来ます。

有田館10

棚に並んだたくさんの有田焼のコーヒーカップから好きなカップを選んで、そのカップに珈琲を入れて頂き、珈琲を楽しむことができます。 棚には、有田焼・マイセン焼・景徳鎮焼などの450種類もカップが並んでいます。値段もピンからキリまであります。
このカップ選びは色々なカップを手にとることもできて、すごく楽しかったです。

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有田館1

2階喫茶コーナー

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主人が選んだ白磁のカップ

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私も白磁が好きなので、白磁のカップを選びました。シンプルだけど、粋なデザインが好きなので、こちらのカップを選びました。やわらかで滑らかで温かさを感じさせながらも、端正で洗練された美しさに凛とした風格があるとっても素敵なカップでした。

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2回目に訪問した時に選んだ白磁のカップです。この日は寒かったのでココアを頂きました。

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こちらの白磁のカップは、飲み口に特長があります。花びらのようになっていて可愛く、口当たりがよくて飲みやすかったです。

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有田焼プリン

有田焼プリンの器は、もちろん有田焼です。久右衛門窯、李荘窯、篠原渓山窯の3つの窯元の各3種類、合計9種類の中から選ぶことができます。但し、窯元や柄は、季節によって変わるようです。

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パティスリー 杏慕樹(あんぼじゅーる)のプリンです。有田館でも購入できます。中のプリンも美味しくて、器は利用できるのも嬉しいです。

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プリンの甘味料として、とうもろこしを原料とした還元麦芽糖を使うことによって、スッキリとした甘さに仕上がっています。卵、牛乳、還元麦芽糖などなどを合わせた生地を有田焼の器に直接流し込んで、オーブンで20分ほど焼いています。有田焼の器で焼いたおかげか、なめらかな美味しいプリンです。
パティスリー 杏慕樹(あんぼじゅーる)所在地:佐賀県有田市丸尾丙1933-1

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