塩田宿レトロ館・喫茶コーナー
1階に喫茶コーナーとお土産や地酒や佐賀の名産品などを販売している売店のコーナーがあります。
所在地:佐賀県嬉野市塩田町大字馬場下甲
塩田宿レトロ館1階
開館時間:10:00~18:00
休館日:毎週水曜日・木曜日
1階から3階まで所狭しと展示された品々を鑑賞し、最後は1階で珈琲を頂きました。ジュースなどもあります。塩田宿についていろいろなことを教えて頂きました。
珈琲
塩田宿レトロ館で珈琲タイム
紅茶
逸口香
逸口香(いっこうこう)又は一口香(いっこうこう)と呼ばれるお菓子もありました。逸口香は、小麦粉・水飴・黒糖・生姜・唐灰汁(かんすいの一種)・胡麻、重曹等を原料にした焼き菓子です。水飴で練った小麦粉の皮で黒糖の飴を包み、オーブンなどで焼き上げたお菓子です。焼き上げると、小麦粉と水飴の皮はボーロ状となり、中が空洞になります。黒糖の飴は溶けて皮に付着します。パクッと食べると中が空洞なので、くしゃっと口の中で崩れます。そして口の中に黒糖の味と香りが広がります。
子供の頃はあまり好きなお菓子ではありませんでしたが、久しぶりに食べると、美味しくて吃驚しました。子供の頃や若い頃は好きではなかった食べ物が、歳をとって好きになった食べ物があります。おから(卯の花)、にがうり、よもぎ、春菊などもそうです。
寿賀鯛
寿賀鯛(すがだい)や金花糖(きんかとう)と呼ばれるお菓子です。鯛や海老の形をした砂糖菓子です。上白糖に水を加えて沸騰させ、型に流し込んで固め、食紅などで着色します。塩田を初め佐賀県では、おめでたい席に欠かせない縁起物のお菓子です。シュガーロードと呼ばれた長崎街道ならではですね。
お茶石鹸
地酒
東一、京長などがありました。
ランプ
明治期のランプシェードや、和洋のランプも展示されていました。
優しい趣がある灯りです。
フリルが愛らしく、美しいです。
ステンドグラス
様々なステンドグラスが飾られていました。外部からの透過光で、更に美しく見えました。洋風のステンドグラスの他、和風のステンドグラスや、ステンドグラスの工法を使った小物などもありました。ステンドグラスの他、窓際にさりげなく花や南天の実を行けた花瓶を飾っていました。また、鼈甲の加工品、陶器、陶磁器など様々なものが展示されていました。