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井出酒造・虎之児

種田山頭火も愛した「虎之児」の酒造元です。

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井手酒造  虎之児井手本店
所在地:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙806番地
嬉野温泉街の中心部に位置しています。
清酒 虎之児(とらのこ)で有名な酒造です。
小売部の営業時間:8:30~19:00
店休日:毎週日曜日

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種田山頭火も虎之児を愛したそうです。
「なかなかよい 飲んだたらふく飲んだ なかなかよろしい」という俳句を残しています。

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虎之児の看板

山頭火も愛したという清酒虎之児の「虎之児(とらのこ)」という名前(銘柄)は、明治元年に井手酒造の初代、井手與四太郎が「虎はわが児を思う情けが非常に深い、その虎の児のように情けをかけ長く愛飲してもらいたい。そして千里を走る虎のように、その名が広く響き渡るように」という意味で名付けられたそうです。虎之児は、手間隙をかけ長期低温発酵の吟香と飲みやすさが魅力のお酒です。

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虎之児の看板

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虎之児の樽

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虎之児のとっくりとお猪口

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種田山頭火之碑

所在地:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙806番地
清酒虎之児で有名な井手酒造の店頭に種田山頭火の歌碑がありました。
清酒虎之児は、山頭火が好んで飲んだお酒の一つです。

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種田山頭火之碑

「湯壺から 桜ふくらんだ」
嬉野はうれしいところです。湯どころ茶どころ 孤独の旅人が草履をぬぐによいところです。私も出来ることなら こんなところに落ち着きたいと思ひます。云々、楽湯~過於湯~何物にも因へられないで 悠々と手足を伸ばした気分
山頭火佐賀行脚嬉野紀行
昭和7年1月30日 3月14日~20日迄 嬉野温泉に滞在
「とらのこを はたいても飲む 虎之児の味」(碑文より)

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虎之児の店頭

杉玉(酒林)が下がっています。

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酒林

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虎之児の店内

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清酒虎之児の法被

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お雛飾り

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信楽焼のたぬき

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とっくりと盃

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ダチョウの卵

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店内

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とらのこを はたいても飲む 虎之児の味

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古時計と祝い樽

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照明器具

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虎之児の看板


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