印鑰神社
印鑰神社(いんにゃくじんじゃ)は、律令時代(7世紀後半~十世紀前半頃)には肥前国府の印と鑰(かぎ)を祭った所でした。
所在地:佐賀県佐賀市大和町大字尼寺1528
イオン佐賀大和店の隣です。
鳥居
鳥居の扁額
印鑰社と刻まれています。
社殿
≪私たちの氏神様 由緒ある印鑰神社の由来≫
印鑰神社は律令時代(7世紀後半~十世紀前半頃)には肥前国府の印と鑰(かぎ)を祭った所である。この印鑰は国印と国府倉庫のかぎを意味しており、国司が国務を執行するに当たって最も重要なものとされていたのである。後世になってからこの御神体として他の神を祭るようになり、現在印鑰社の御神体は大己貴神(おおなむちのかみ)=大国主命である。
南北朝末期の永徳2年(1382年)鑰山城主鑰尼信濃守藤原季高が建立したものであるが、文明2年(1469年)千葉氏の内乱で兵火に遭い焼失した。
寛政元年(1789年)成富左兵大蔵種模が村内氏子と共に再建したもので、爾後幾度かの改修がなされ約590年余を経過し、由緒深い尊くもおごそかな我が氏神様である。
平成3年3月 大和町(現地案内板より)
狛犬阿形
狛犬吽形
石碑と大黒様
大黒様
印鑰神社のクスノキ
樹高:28.0m・幹周:5.0m
樹齢:推定310年
印鑰神社には大きなクスノキが2本と、他にもイチイガシの木などがあります。