大浦棚田
かつて弘法大使がこの地の美しさに筆を投げたと伝えられる「いろは島」を背景に広がる絶景の棚田です。
日本棚田百選 大浦棚田
所在地:佐賀県唐津市肥前町大浦
JR筑肥線唐津駅から、県道唐津肥前線、国道204号を経由して、車で30分位行くと大浦棚田に到着します。
海に面した傾斜地に約1,000枚の棚田が広がる、壮大な景色です。大浦棚田は、伊万里湾を眼下に見下ろす眺望のすばらしい高台に開けています。
玄海国定公園いろは島の大小様々な島も見えます。あまりにもの絶景に「弘法大師も筆を投げた」という伝説がある位です。本当は夕方の景色が一番いいのですが、時間的に夕方が難しかったのが残念です。
大浦の棚田は、小規模な集落である大浦岡、大浦浜、満越の3集落にわたっていて、耕地面積は30ヘクタールあり、棚田枚数も昭和35年頃は1,200枚をこえておりましたが、後継者不足や高齢化等により年々減少し、現在は1,060枚を数えます。 これらの棚田は、鎌倉時代から江戸時代にかけて先人の方々が営々と築かれたもので、食糧(棚田米)の生産をはじめ、洪水・土砂崩壊の防止や、最近では農作業体験、やすらぎの場、美しい景観の保持など多面的な機能を有しています。(佐賀県HPより)
エノコログサに水滴がついていて美しかったです。
エノコログサは、犬の尾に似ていることから、犬っころ草が転じてエノコログサになったそうです。