殿浦渡し場跡
所在地:佐賀県唐津市呼子
五足の靴(明治40年)以来、呼子を再び(昭和4年)訪れた北原白秋は、山下善敏氏の別荘に四日間滞在、多くの短歌の他「玄海雑曲」や「松浦潟」、また、次の「唐津小唄」などの民謡を残しました。(碑文より)
唐津小唄
作詞:北原白秋 作曲:町田嘉章
1.唐津松浦潟 さざ波千鳥 ホノトネ
ちりり鳴きます 日の暮れは 唐津唐船 とんとの昔
今はおいさの山ばやし チャントナ チャントナ
2.博多出てから 小富士も晴れて ホノトネ
いつか箱島 虹ノ浜
3.夏の夜明けに 見せたいものは ホノトネ
虹の松原 虹ノ浜
4.鏡山から 出た月さえも ホノトネ
なにか泣きたい 影がある
「水光呼子」というキャッチコピーは、白秋の故郷「水郷柳川」に対して「水光る街、呼子」から白秋が呼んだという説があります。
イカを干していました。