旧唐津銀行・庭
旧唐津銀行の庭には、アカンサスなどが植えられています。
アカンサス
アカンサスとは、地中海沿岸に自生する、常緑多年草で、ギリシャ語で刺の意味を持っています。和名は葉アザミで、6月~8月に開花し、草丈は2メートルにもなります。
アカンサスの花
アカンサスの柱頭飾りは、辰野金吾が好んで用いたギリシャ建築様式の中のひとつです。アカンサスは生命力が強く、繁栄や幸福を表すと言われ、アザミに似た葉がギリシャ神殿を筆頭に多くの古代建築のモチーフとして使われています。
アカンサスの葉
アザミの葉に似た形ですが、アザミの葉より断然大きいです。
フェンネル
和名は茴香(ウイキョウ)で、セリ科の多年草です。整腸作用があると言われ、魚料理や肉料理の匂い消しや香辛料、ハーブとして使われます。
アーティチョーク
和名は朝鮮薊(チョウセンアザミ)で、若いつぼみを食用とします。
ツツジ
カチガラス
カチガラスは、黒いカラスより一回り小ぶりで、胸とお腹の白い鳥です。一般的にはカササギと呼ばれていますが、佐賀では「カチカチ」という鳴声から、カチガラスと呼び、親しまれています。
カチガラス
豊臣秀吉が朝鮮出兵した際、「カチカチ」という鳴き声が「勝ち、勝ち」に繋がることから縁起がいいとし、鍋島直茂や立花宗茂などの九州の大名が持ち帰ったとの言い伝えがありますが、定かではありません。あくまでも言い伝えのようです。