大坪邸
旧長崎街道沿いにある、特徴的な居蔵造りで、主屋と貸家を棟続きとした町家です。

所在地:佐賀県佐賀市八戸一丁目3-30
2006年に佐賀市の都市景観重要建築物に指定されています。
旧長崎街道沿いに屋敷を構える大坪邸は、かつては米屋を営んだ町家だったそうです。旧佐賀城下町に特徴的な居蔵造りで、主屋と貸家を棟続きとした町家です。19世紀中期の建築と推定されていますが、大正11年(1922年)に大きな改造が施され、現在の姿となっています。

街道沿いに北を正面として建ち、平入りの木造二階建で、屋根は入母屋造桟瓦葺、外壁は大壁造、軒裏まで漆喰で塗り込め、防火性に優れた居蔵造となっています。表構えは二階の大きな窓と中央に設けられた漆喰仕上げの戸袋が目を惹きます。表には、恵比須像がありました。
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