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少弐神社

少弐神社は、与賀神社の境内社です。与賀城を築き、神社を城の鎮守として修復するなど多大な貢献をした少弐政資を與賀神社再興・郷土開発の守護神として祭る神社です。

少弐神社1

所在地:佐賀県佐賀市与賀町2-50
与賀神社の境内社です。
御祭神:少弐政資公

少弐神社2

少弐神社由緒

太宰少弐政資公は、戦国時代の文名10年(1478年)所領の佐賀に下り、父教頼の築いた与賀城[現在の龍泰寺一帯]を復してこれに據り、同14年与賀神社を鬼門の鎮守と崇めて、社殿・楼門を建立した。国の重要文化財である楼門はこの時のものと云われている。
また、与賀郷一帯を開発し、小津の入江を改修して今宿・今津・相応津等の港を開き、法一章五ケ条の津町の制札を定めて善政を施いた。神社中興、郷土開発の功労者である。明応6年(1497年)多久で自刃す。行年57才。本年は没後五百年となる。
平成9年5月建立(現地案内板より)

少弐神社3

拝殿の扁額

少弐神社5

御祭神は、少弐政資公(しょうにまさすけこう)です。大宰府の長官だった少弐政資公は、 山口の大内氏との抗争の末、佐嘉の地に来て、 先考少弐教頼公が築いていた與賀城(現在の赤松町龍泰寺一帯)を1482年に復して居城となし、当神社を鬼門の鎮守と崇め社殿を修復し神事を修飾しました。現在国重要文化財に指定されています丹塗楼門はこの時のものと言われています。
守護職として少弐氏は当神社に多大な功績を残されていることから、昭和27年に重要文化財楼門解体修理落成を記念して、與賀神社再興・郷土開発の守護神として、少弐政資公を祀りました。

少弐神社4

手前右手の建物が少弐神社です。奥に見えますのは、寶壽森稲荷神社です。

少弐神社12

古い狛犬

肥前狛犬が風化したのか、それとも別物なのか、分かりかねます。

少弐神社10

古い狛犬

古い狛犬が並んでいました。

少弐神社6

古い狛犬

ころんとした円柱形の体に浅く彫られた顔、デフォルメされた姿の可愛い狛犬です。

少弐神社7

古い狛犬

風化が進み、細かい表情等はわかりづらくなっています。

少弐神社8

古い狛犬

少弐神社9

砲弾


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