大隈重信旧宅・内部
大隈重信の生家の内部を見学することができます。
所在地:佐賀市水ヶ江2-11-11
大隈重信旧宅見取図
大隈重信旧宅1階
1階には、床の間付の座敷(客間)と次の間(座敷の控の間)、家族団欒の居間、脇の間(控の間)、納戸、板の間(今で言うダイニングキッチン)、竈が置かれている土間(炊事場)などがあります。
クドがある炊事場
クドがある炊事場には、大隈侯の好物は「煮しめ」だと書かれていました。また、塩辛いものが好きだったとも云われているそうです。
大隈重信の母三井子は、非常に人を愛し、客を好み、大隈侯の友人が訪ねてくるのに喜んで、手料理をこしらえて御馳走したそうです。大隈重信の来客好きは、母のお蔭と云われています。
土間
縁側
縁側と中庭
大隈重信旧宅 2階
2階
2階には、重信侯(幼名:八太郎)の勉強部屋と納戸があります。老侯の幼少時代、三井子母堂が建増した勉強部屋には、梁が一部出っ張っていて、八太郎少年が、勉強をしていてい眠くなった時、この梁に頭をぶつけて、目を覚まして、また勉強したと云われています。
勉強していて眠いからと眠っていたのでは賢くなれないのですね。眠気を覚まして、更に勉強する人が賢くなるのですね。
大隈重信の口癖は、口癖は「何々であるんである」。時には「何々であるんであるんである」だったそうです。
頭をぶつけていた梁
勉強部屋には、梁が一部出っ張っていて、八太郎少年が、勉強をしていてい眠くなった時、この梁に頭をぶつけて、目を覚まして、また勉強したと云われています。
老侯の幼少時代、三井子母堂が建増した勉強部屋
頭を打ち付けていたところが擦り減っています。
桃の釘隠し
階段