旧古賀家・ひなまつり
庭には生花で作った雛人形、屋敷内には鍋島小紋の雛人形などが飾られています。
所在地:佐賀県佐賀市柳町3番15号
旧古賀家では、毎年春に行われます佐賀城下ひなまつりの際、鍋島小紋の雛人形などを飾っています。
鍋島小紋は、佐賀藩の裃の模様です。毎年趣向を変えて、活花の展示や琴の演奏などもあります。
鍋島小紋のおひなさま
江戸時代、諸藩の大名は公服である裃(かみしも)に自藩の模様を定めて御留柄(とどめがら)とし、他藩に使用させませんでした。遠目には無地に見えながら、実は非常に手の込んだ美しい紋様は、武士の隠れたお洒落でもあったようです。佐賀藩の御留柄である鍋島小紋は、胡麻柄紋(ごまがらもん)といわれ、胡麻のサヤの断面を図案化した愛らしい紋様で、この鍋島小紋をまとったお雛様を制作、展示されているのが人形作家の福岡伊佐美さんです。
会場となる旧古賀家は、古賀銀行の創設者古賀善平の住宅で、明治17年に建てられたものです。明治時代の実業家の居宅に相応しい趣があります。(現地案内板より)
花のお雛様
庭には生花で作られた雛人形が飾られていました。
生花の雛人形の段飾りは豪華で、華やかです。
生花の雛人形の向こうに見えているのは、旧古賀銀行です。
生花のお雛様
水色のバラ
珍しい色のバラの花が飾られていました。
うさぎのお雛様
竹の中のうさぎのお雛様