旧古賀家
旧古賀銀行を設立した明治の実業家、古賀善平の居宅です。欄間などの貴重な建築様式を観ることができます。
所在地:佐賀県佐賀市柳町3-15
旧古賀銀行の隣にあります。佐賀市歴史民俗館のひとつでもあります。
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日・祝日の翌日・年末年始
※資料等整理期間は休館します。
古賀銀行の創設者であり、頭取を勤めた古賀善平(明治時代の実業家)の住宅(居宅)です。明治17年に建てられた町家風の建築ですが、武家屋敷の様式も呈しています。この旧古賀家住宅には、古賀善平(初代)、善兵衛(二代)、善一郎(のちの善兵衛)の三代にわたって古賀家が居住しました。しかし、昭和8年の古賀銀行解散とともに古賀家の手を離れることになりました。
ゴールデンウィークに伺った時は、ちょうどつつじが満開でした。
大隈重信侯も佐賀に帰郷した際には古賀家に度々宿泊したそうです。館内にはその時の記念写真も展示していました。
日本家屋の屋根と屋根が重なるようにして建つ姿は、美しく、情緒があります。旧古賀家は本格的な屋敷構えで規模格式にも優れ、明治期における住宅遺構として歴史的価値を有しています。
旧古賀家の門
家の外や壁、庭、室内もたくさんの活花で飾られていました。