旧古賀銀行・ほのぼの雛人形
2階回廊には、江口美千代先生作のほのぼの雛人形が展示されていました。

60年後のお雛様
旧古賀銀行2階回廊には、60年後のお雛様ということで、おじいちゃんとおばあちゃんのお雛様が展示されていました。これらのほのぼのとした楽しいお人形さんたちの製作者は江口美千代先生です。

江口先生は、佐賀市在住の人形作家です。昭和54年から人形の創作を始め、様々なコンテストに入賞しています。
◆博多デイトス手作りコンテスト グランプリ受賞(昭和63年)
◆佐賀新聞社手作作品コンテスト 最優秀賞受賞(平成元年)
◆博多デイトス手芸作品コンテスト RKB毎日放送受賞(平成4年)

お餅やお重箱の中のおかずまで、細部に至るまで手を抜かず、ひとつひとつとっても丁寧に作っています。ガラス越しだったので、なかなか上手く撮ることができませんでした。ごめんなさい。実際にみるともっともっとリアリルで、着物のひとつひとつも美しいお雛様です。

それにしても細やかな表情や皺まで見事に表現しています。首の皺…、年を重ねるとどうしてもこうなってしまいます。

60年後のお雛様は、大あくびをしています。60年もずっと座っていたら退屈だし、足もしびれるし、春眠暁を覚えず、眠くて眠くてたまらないのでしょう。60年後のお内裏様には、「足もしびれたし 退屈じゃぁ~ あ~ぁ おっ!!この酒 旨いのぉ~」と書かれていました。

右大臣と左大臣でしょうか。けっこうよっぱらったおじい様は、「雛祭りは一年中やって貰いたかにゃあ~。白酒の旨かこと…腹いっぱい飲むばい」と書かれていました。

このおひな様のシリーズ、大好きです。着物なども豪華で細やかな仕上がりな上、このコミカルな雰囲気はたまりません。ほのぼのとする人形達です。いいな~このお人形たち、なんだか肩の力がふっと抜けますね。

雛まつりは一年中やって貰いたかにゃあ
白酒の旨かこと…腹いっぱい飲むばい

おもちもお重も美味しいそう

お餅をパクつく三人官女

白酒飲んで、超ご機嫌!

大あくび

飲めや歌えや、さぁ踊れ

お餅をパクパク食べる官女

白酒を飲んで、頬が染まった内裏様

大あくび

両手にお餅

お餅が喉に詰まって目を白黒

楽しそうな雰囲気がよく出ています。

それにしても楽しそうなお雛様です。
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