旧古賀銀行・内部
内部は、2階に回廊を備えた吹き抜けになっていますので、天井が高く、黒光りした木材は重厚感があります。天井や照明器具もおしゃれで、大正浪漫の雰囲気が漂っています。
所在地:佐賀県佐賀市柳町2-9
旧古賀銀行1階
旧古賀銀行内は、2階に回廊を備えた吹き抜けになっていますので、天井が高く、黒光りした木材は重厚感がありました。内部は、天井や照明器具もおしゃれで、大正浪漫の雰囲気が漂っています。
旧古賀銀行のカウンター
往時使用されていた銀行のカウンターが現存しています。
カウンター
カウンター
吹き抜け
シャンデリア
2階回廊
旧古賀銀行の1階中央部分は、吹き抜けになっていて、2階部分には回廊があります。ここから、お客様の出入などをご覧になっていたのでしょうね。
2階回廊
南側玄関
シャンデリア
旧古賀銀行2階会議室
会議室として使われていたそうです。高く大きな窓、モダンで瀟洒な印象の部屋です。
2階会議室
佐賀商業会議所会頭室
昭和9年に佐賀商工会議所が旧古賀銀行に移転してきた際、商工会議所会頭室として使われていたそうです。天井の漆喰飾りなども当時の職人の技術の高さを物語っています。室内は、網代模様の天井など、日本の伝統的な技術も見ることが出来ます。
明治29年(1896年)設立の佐賀商業会議所(佐賀商工会議所の前身)は、古賀銀行解散後の昭和9年(1934年)6月、この建物へ事務所を移転しました。この部屋はその移転の際、会頭室として造られたものと思われます。天井部の網代や漆喰飾りなどは見事なものです。
同会議所は、その後昭和29年12月、新築された佐賀商工会館へ移転するまで、この建物を事務所としました。この部屋の中央にある机と椅子は、佐賀商工会議所から創立100周年を記念して、佐賀市に寄贈されたものです。(現地案内板より)
天井装飾
シャンデリア基部の天井飾りは、職人の技が光る凝ったデザインになっています。天井は網代天井になっています。
シャンデリア
階段
総ケヤキ造りの階段は、黒光りしていて重厚感があります。
階段の手摺
映画「佐賀のがばいばあちゃん」で、がばいばあちゃん(吉行和子)の勤め先のワンシーンとして、この階段が使われました。がばいばあちゃんが手摺を拭いていたシーンがありましたが、この階段の手摺だそうです。
階段の手摺も美しい装飾が施されています。
踊り場の窓から陽射しが差し込んでいました。
踏み板についた無数の傷が、歴史を物語っています。幾人の人々がこの階段を上り下りしたのでしょう。
1階の窓
2階の窓
2階の窓
2階の窓から旧古賀家
2階の窓から外を眺めると、西側玄関の上の壺の様なものが見えました。
柱
柱
柱