松原神社
日峯さんと呼ばれ親しまれ、開運、勝利、招福の神として崇敬を集めています。
所在地:佐賀県佐賀市松原2-10-43
佐嘉神社に隣接しています。
佐賀鍋島藩、藩祖鍋島直茂命、初代藩主鍋島勝茂命、また、龍造寺隆信命が祀られています。御祭神は、勇猛果敢な武将であったことから、開運、勝利、招福の神として崇敬を集めています。直茂公の戒名が「日峯」だったことから、地元の方には、日峯さん(にっぽうさん)と呼ばれて親しまれています。
松原神社由緒記
御祭神:[北座三柱]従五位下山城守龍造寺隆信命・従四位下肥前守龍造寺政家命・従四位下駿河守龍造寺高房命
[南座四柱]平右衛門尉 鍋島清久命・佐嘉藩祖 従三位加賀守 鍋島直茂命・鍋島直茂室 彦鶴姫命・第一代藩主 従四位下信濃守鍋島勝茂命
【沿革】
龍造寺御三神は延亨2年(1745年)正月佐嘉城内に奉祀
天保5年(1834年)佐賀郡北山小川村(現大和町惣座)に神殿を造営し、遷座 敷山社 称した。
明治6年(1873年)10月9日 松原社に遷座
鍋島直茂命 安永元年(1772年)6月1日 松原神社奉祀 日峰大明神と號した。
文化14年(1817年)9月 彦鶴姫命 直茂公室 祖父清久命を合祀
明治5年勝茂命を合祀 松原神社と號す。
祭典:例祭4月11日・秋祭10月11日・春秋まつりを日峯さんと称し賑わいを呈す。
霊験:胃腸病に霊験あり。
河童像 神門に掲げる河童の木像は水難消除の守護として信仰さる。(現在は松原河童社に祀っています。) (以下現地案内板より)
門の彫刻
門の扁額
門から拝殿
拝殿
拝殿の屋根は西洋の建築技術と日本の技術と合作の屋根組だそうです。江戸中期頃ではないかと言われています。
日峯大明神
拝殿の龍
龍
龍
龍
龍
宝珠の彫刻
杏葉紋
拝殿
昭明殿
昭明殿
松原神社の外拝殿には、下記のような立派な絵馬が奉納されていました。
昭明殿
蘭陵王図絵馬
松原神社拝殿の蘭陵王図絵馬、舞楽の蘭陵王が描かれています。
蘭陵王
採桑老図絵馬
拝殿の採桑老図絵馬、舞楽の採桑老が描かれています。
四神旗
青龍・朱雀・白虎・玄武が描かれた、四神旗
青龍
玄武と白虎
門
兵主部
以前はここの門に鎮座していましたが、現在は七番社の松原河童社で奉斎しています。