松原河童社
水害・水難防除・災難除・子供の守り・安産の神様です。
所在地:佐賀県佐賀市松原2丁目10-43
佐嘉神社の境内の松原川に面した場所に鎮座しています。
御祭神:水神三神(水分神・弥都波能売神・闇淤加美神)
この門をくぐると、その年は水難に遭わないと言われています。
毎年4月下旬から5月にかけて、水難事故防止を祈願する「ひゃあらんさん祭り」が開催されます。カッパの好物のキュウリやナス、ちくわを円座に乗せ、松原川に流して奉納します。水難事故を引き起こすカッパ封じのため、神社創建の安永元年(1772年)にカッパの木像を作り、奉納したことが祭りの由来とされています。
扁額
扁額
松原河童社
「まつばらかわそうしゃ」と読みます。
河童の木像
河童は、体育座りのような感じで膝を立てて座っています。両手は膝の上、大きな目、大きな鼻、への字に曲がった口、そして頭には鉢巻を巻いています。名人と賞賛された詫田の番匠の作と伝えられています。
河童の木像
川堀の多い佐賀地方の子供等を水難から守る為「河童封じ」の祈願をして奉納された木像。松原神社の神門をくぐるとその月は水難を免れると伝えられている。安永元年(1772年)頃の作、作者不詳、鉢巻した河童は全国でも珍しいとされている。
毎年5月に松原川一帯で「ヒャーランサン祭」が盛大に開催されている。(現地案内板より)
佐賀の地にはクリークと呼ばれる灌漑・生活用水としての水路が巡らされています。松原河童社はこの地域の水害や子供達が水難事故に遭わないようにと云う願いを込めて水神三神(水分神・弥都波能売神・闇淤加美神)を祀り、神殿下には水難除けの守り神として松原神社神門に奉斎されていた河童の木造も併せ祀られています。
この木造は河童「兵主部」(ひょうすべ)と云われ、凡そ230年前に彫られたものとされ力強く彫られています。鉢巻をしている姿のものは全国でも例を見ません。(パンフレットより)
石の河童
水みくじがあります。
松原河童社は、松原川に面しています。