榮呂山 西法寺
別府市内の旧国道(小倉街道)の西法寺通りにある浄土真宗本願寺派の寺院です。
所在地:大分県別府市中央町9-32
永正4年(1507年)釈了意の開基。慶長16年(1611年)京都の本山から本尊阿弥陀如来の木仏と寺号を受けました。鉄道が通るまでは交通の要所として、賑わいを見せていたそうです。
本殿
現在の本堂は、寛政9年(1797年)府内の棟梁・宗孫佐衛門や彫師・宗古久助によるものです。
本殿には見事な彫刻が施されています。
躍動感がある馬の彫刻。波間を翔けています。
彫師・宗古久助の彫刻
見事な籠彫りが施されています。
獅子の彫刻阿形
獅子の彫刻吽形
木鼻の獅子阿形
木鼻の獅子吽形
本堂の屋根
鬼瓦
喚鐘
喚鐘(かんしょう)とは、半鐘とも呼ばれ、勤行や法会などの開始を報じる小形の梵鐘のことです。
池には小さな石橋が架けられています。
鐘楼門
鐘楼門の鯱
鐘楼門の瓦
鐘楼門の「榮呂山」の額
梵鐘
格子の上に梵鐘が見えます。
龍の彫刻