臨済宗 南禅寺派 釣鼇山 安住養国禅寺
紹介文
所在地:大分県杵築市南杵築379
安住寺は元々、南台の東南端八坂川を見下ろす断崖の上にあったと伝えられています。また、「古昔神人庭前の石上に踞して河中の亀を釣った」といわれ、このことから山号を釣鼇山(ちょうごうざん)と称したそうです。
正元元年(1259年)鎌倉時代、木付初代親重公の創始により、2月18日洛東の東福寺より、聖一国師・円爾弁円大和尚を勧請し開山の式を挙げ、安住寺の「開祖」としました。また安岐郷の金胎興竜蜜寺、仏山正眼和尚を住持としました。
安住寺は、木付氏累代の菩提寺でしたが、木付氏の滅亡後再度の火災にあい、現在の本堂は平成5年(1993年)に改築されたものです。
本堂
本堂は再度の火災に遭い、現在の本堂は平成5年(1993年)に改築されたものです。
鐘楼
安政から明治4年にかけて建てられたものです。
梵鐘
養国寺には木付氏四代、木付頼直公が文和2年(1353年)5月18日、都匠(棟梁)上野実貞に命じ鋳造させた県内最古の梵鐘がありますが、この梵鐘は、昭和23年に再鋳された三代目の梵鐘です。