原天満社
菅文永2年(1265年)創建の原道真公を祀る神社です。拝殿正面の唐破風が見事です。
所在地:大分県国東市国東町原
御祭神:菅原道真公
鳥居には天満宮と印されています。
拝殿
明治26年に新築、正面の唐破風は壮麗で細かい彫刻が施されています。
大友氏の臣、地頭森勘解由が菅公の霊を奉じ、武運を祈願した事に始まり、文永2年(1265年)2月天神森に社殿を創建して氏神とした。その後元文5年2月(1740年)と天明2年(1782年)に二度の山火に合い、宝物記録等を焼失(庄屋記録)明治40年、許可を得て、この地(字畑中)に遷座した。
文化財
神殿:慶長18年(1613年)来浦の八坂神社本殿として建立されたものを明治33年(1900年)この地に天満社神殿として(町重要文化財)移築した。
拝殿:明治26年新築、正面の唐破風は壮麗で近傍に類をみない。
鳥居:裏門は延享5年(1748年)、正門は明治三十五年、五十鈴社は文政六年の建立。
灯篭:宝暦五年(1755年)をはじめ六灯有
手水舎:日露戦争記念として建立
祭事:祈念祭3月25日、夏祭7月21日、冬祭12月5日(現地案内板より)
撫牛
石造りの撫牛が2頭
手水舎
日露戦争記念として建立された手水舎は、大きな自然石をくり抜き、中に龍が彫られています。同じ国東の桜八幡神社の手水舎によく似ています。
境内池
境内池の両脇に仁王像がありましたが、台座から折れた様で、台座にそっともたれかけていました。
片手や足が折れていて、顔も少し欠けているのですが、こちらが阿形の様です。
こちらが吽形のようです。