櫛来社
櫛来社(岩倉八幡社)は、毎年10月14日に行われるケベス祭が有名です。ケベス祭は、起源や由来は一切不明の火祭りで、守り神のトウバと、奇妙な面をかぶったケベスが火のついたシダを持って走り回り、観客に向かって振り回します。この火の粉をかぶると無病息災といわれています。
所在地:大分県国東市国見町櫛来3707
以前は磐坐社・岩倉八幡・岩倉社と呼ばれていましたが、明治4年に櫛来社の呼び名になりました。
御祭神:帯中津日子命・息長帯日売命・品陀和気命・奥津嶋姫命・市寸島比売命・多岐都比売命
祈願:天長地久・五穀豊穣・諸災退除・家内安全・諸願成就
鳥居の額束には、八幡宮と刻まれていました。
台輪鳥居
拝殿
狛犬阿形
狛犬吽形
櫛来社由来
本社は宇佐神宮の御分霊を奉祭 本所に鎮座 約1100年前
初め海中より岩瀬に御着され光明を放つ里人大いに敬い尊み奉り岩背に移し奉り之を祀る(現在の元宮の下の方)御社殿を造り現在地に移し給う。郡内各地に敬神者を有す。
氏子戸数:二百戸余(現地案内板より)
ケベス祭
ケベス祭りは、有名で古い伝承を守り古式に法り現在まで継承され忌を嫌い男子のみにて他人と火を交えす禊斎後祭典が執行される火の海と化した境内は壮観である。(現地案内板より)
国東塔