深耶馬渓 鳶ノ巣山
深耶馬渓の一目八景の一つ、鳶ノ巣山です。
所在地:大分県中津市深耶馬
鳶の幼鳥が餌をもらおうと嘴を天に向けているように見える岩と、その岩の廻りの樹木が巣の様に見えることから鳶ノ巣岩と呼ばれています。
鳶ノ巣岩
鳶の幼鳥が餌をもらおうと嘴を天に向けているように見えることから鳶ノ巣岩と呼ばれています。
鳶ノ巣岩の別名は観音岩。観音様の立像にみえることから観音岩とも呼ばれています。
2016年4月16日の熊本・大分地震で直径5mを超える落石が発生しました。さらに2016年6月30日未明に、崖崩れが発生しました。崖崩れは高さ50m、幅30m、山腹の石柱岩(横約20m、縦約25m)が樹木を巻き込みながら剥がれ落ちました。このような大規模の崖崩れは100年以上起きていなかったそうです。
しかし、市教委文化財室の高崎章子室長は「耶馬渓は過去、このような自然の営みを繰り返してきた。新しい景色の誕生と受け止めるしかない」と話しています。(2016年7月1日大分合同新聞記事より抜粋)