中津神社
中津神社は、中津大神宮の南西に隣接し、中津城本丸下段の松の御殿跡にご鎮座しています。
所在地:大分県中津市二ノ丁1273
御祭神:素盞鳴尊・応神天皇・仁徳天皇他13柱
明治16年(1883年)3月31日六所神社を主とし、義氏神社・稲荷神社・蛭子神社及び大江八幡宮の御分霊を合祀す。当時大江八幡宮に属せる祇園踊車八車はともに中津神社に寄進された。(現地案内板より)
中津神社狛犬阿形
中津神社狛犬吽形
松の御殿
江戸時代の参勤交代や江戸藩邸定住などの諸緩和令により、文久2年(1862年)江戸に置かれていた大名の妻子は、帰国を許された。中津藩でも江戸藩邸より帰郷する諸姫君を住まわせるため、文久3年(1863年)8月に、本丸下ノ段西側のこの地に新殿を建築し「松の御殿」と称された。以来8年間、ここで生活した姫君達は、明治4年(1871年)の廃藩置県によって、同年9月片端町の立木深兵衛邸に引き移った。
その後「松の御殿」は小倉県や大分県」(隊長・増田宗太郎)の襲撃にあい灰燼に帰した。
明治16年(1883年)3月、その跡地に中津神社が建立された。(以上現地案内板より)