OPAM 3階
OPAM3階はコレクション展示室と天庭があります。
ゆるやかにウェーブのかかった木組の天井は、竹工芸の六つ目編みをモチーフとしたものです。
3階は、天庭とコレクション展示室があります。コレクション展示室では、これまで大分県が収集してきた豊後南画の田能村竹田、日本画の福田平八郎、髙山辰雄、洋画の宇治山哲平など大分ゆかりの作品や資料など観ることができます。
2016.7.29~2016.9.11は、「片岡辰市コレクション精華 竹田と松園、日本美術の雅び」が開催されていました。
天庭
天庭(あまにわ)とは、美術館3階のロビー空間を彩る、ガラスで囲われた空に抜ける庭です。
四季や、自然の天候そのものを、ゆったりとした時間の中で、身体全体で体験してもらおうという趣向。
この色彩と素材の交響する庭を演出するのは、日本の現代工芸における3人のトップランナー。
ミラノで活躍した亡き磯崎真理子は、クリスタルな透明を追及しながら、テラコッタに色を吹き付けた、「どこにもないイメージの花」をつくる。
白い陶で、無限に、夢幻に、内側から花咲く生命の躍動をかたちづくるのは、「生を言祝ぐ」徳丸鏡子。
吹きガラスの第一人者、高橋禎彦は、持ち前の自在な「ジャズ」感覚で、「人間みなアーティスト」とばかり、見る者をワクワクさせるような、透明な「遊具」をつくった。
日日歳歳、変化し続けるミュージアムならではの、「成長の庭」が、こうして生まれた。
(OPAMプレスリリースより)
高橋禎彦作のガラス
卵の様な形のガラスに、天庭が写り込んでいます。
天窓から差し込む光がスポットライトの様に、作品を照らしています。
青空、流れゆく白い雲、時間を忘れ、ゆったりとした時間を過ごすことができました。