国見の鼻
神角寺の裏手の高台、標高750mにある国見の鼻は、久住連山、祖母傾連山、阿蘇連山の眺望が素晴らしい場所です。
所在地:大分県豊後大野市朝地町
ここは標高750mの位置にあり、久住連山、祖母傾連山、阿蘇連山を望む眺望の美しい高台です。
その昔源頼朝の国見伝説が伝わっており、平安期には神角寺城砦として大野九郎泰基の守りも堅く、大友の大軍を打ち負かした所と伝わっています。
以後大友一族「一万田氏」「志賀氏」は城砦を西の鳥屋城に移し、この地は大野荘の奥の院として位置付け、大野川流域の磨崖仏に見られる如く億豊後仏教文化の拠点霊場として手厚い加護を受けてきました。
中川公の時代には、一層仏閣の修理整備が行われ参詣時には必ずこの地より藩内を望見したところから「国見の鼻」と呼ばれるようになりました。
又、郷医藤田玄水の八十八カ所霊場解説記念碑や印塔があります。
朝地町(現地案内板より)