如意山 神角寺
神角寺(じんかくじ)は、別名・石楠花寺(しゃくなげでら)とも呼ばれています。
所在地:大分県豊後大野市朝地町鳥田1354
神角寺芹川県立自然公園内にあります。
欽明天皇31年(570年)に新羅の僧によって建立され、醍醐天皇(在位897年~930年)の時代に聖宝により真言宗の寺院にされたと伝えられています。
本堂
平安・鎌倉両様式を備える本堂
本堂は、単層方形桧皮葺きであり、平安期鎌倉期の両様式の混在する建築で、明治40年国の特別保護建造物に指定、昭和25年に国の重要文化財に指定されています。
特徴は円柱三間の方形で、柱の上部は内すぼみになっており、肘木は柱の上部とその中間にも設けられ、垂木は平行組になっています。
隅棟の反りは美しく、禅宗建築様式が多分に取り入れられています。内陣には秘仏観世音菩薩が奉安され17年毎の開帳、33年毎の本開帳が行われます。
脇侍は、右不動明王、左聖宝理源大師となっており、12天像と四体の懸仏(県指定重要文化財)が安置されています。
本堂は、慶長9年、大正10年、昭和6年に大修理が行われ現在に至っています。 朝地町(現地案内板より)
鐘楼
銅鐘
天女の絵が刻まれています。
馬頭観音像
おねがい大師
烏骨鶏
トサカと羽の模様が美しいです。
庭を鶏や烏骨鶏が散歩しています。