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七里田温泉館 下ん湯 ラムネ温泉

七里田温泉館の下湯は、濃厚な炭酸泉です。炭酸の弾ける泡に包まれ、湯上りはさっぱりとする源泉かけ流しの温泉です。

下ん湯1

所在地:大分県竹田市久住町有氏4059-1
営業時間:9:00~21:00
定休日:毎月第2火曜日
泉質:マグネシウム・ナトリウム・炭酸水素塩(炭酸泉)
温泉1kg中の主成分:ナトリウムイオン(Na+)348.0mg  炭酸水素イオン(HCO3-)1493.0mg マグネシウムイオン(Mg2+)1mg  カルシウムイオン(Ca2+)330.0mg  硫酸イオン(SO4 2-)543.0mg
入浴効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩など
飲泉効能:慢性消化器疾患、高血圧、糖尿病、肝臓病など
源泉温度:36度~37度

下ん湯2

受付に、入湯券の自動販売機があります。木乃葉の湯とラムネ温泉(下湯)は別々に入湯券を買います。下湯に先客がいない場合は鍵を貸してくれます。最後に温泉を出る方が鍵を閉め、また受付に鍵を返すシステムです。
受付に係の方がいつもいらっしゃって、親切に教えてくださるので、わからなかったら声を掛けて尋ねてみてください。

下ん湯3

七里田温泉館で受付をして、一旦外に出て坂道を下っていきます。ラムネ湯と書いた案内板が出ていますのでそこを右に曲がってください。
ちっちゃな古い建物があります。そこが下ん湯です。初めて行った方はあまりにもの小ささに驚くかもしれません。建物も古ぼけていて、「ほんとうにここでいいの」と不安になるかもしれません。

下ん湯4

扉を開けて、中に入ると木の棚だけの脱衣所があります。中に入ると、温泉の臭いがむっとむせかえるほどしています。脱衣所からちっちゃな階段を下りると、そこにこれまた小さな湯船がひとつだけあります。土日祝日は満員の時が多いので湯船から上をみあげる人の視線に圧倒されます。

下ん湯6

ぽっと見た目は、無色透明。しかし、湯船に浸かった瞬間じゅわっ、じゅわじゅわっ、しゅわっ、しゅわ~~っと、濃厚な炭酸が体を包みます。温泉に浸かった瞬間に全身に泡がつきます。入って数秒で銀色の産毛が生えたように、全身を気泡がびっしりと覆います。長湯のラムネ温泉館の数倍以上の泡の付き方です。
入浴している人が多いとそうでもありませんが、湯船に人が少ない時は体がぷかぷか浮きます。気泡を手でぬぐってもぬぐってもたちまち気泡がつきます。この快感たまりません。 ぬるめですので、けっこう長湯ができます。ぬるめですが炭酸と温泉成分の効果でしょう、全身ぽかぽかしてきて、汗が出てきます。
温度は、日によって若干違いますが、34℃~36℃くらいです。こんなにぬるいのに冬でも湯上りはぽかぽかします。気泡が沢山付く分、温泉成分もたっぷりと体に「浸み込む浸み込む」という感じです。
炭酸ガスが部屋に充満すると危険ですので、以前は扇風機を回していました。冬でも窓を開けて、扇風機をまわしながら入っていました。「中毒になるけん、窓閉めたらいけんよ」と地元の方がおっしゃっていました。しかし最近は換気扇が設置されています。湯船も床も析出物が付着し、茶褐色に覆われていて温泉成分の濃さを物語っています。
注ぎ口にはコップが置いてありますので、飲むと、これまたじゅわ~っと刺激的な味です。成分が濃い分、「う゛へぇぇ~」という味です。しかし、胃腸の調子を整えてくれるそうです。
もし注ぎ口の近くが空いていたらその近くでじっとしてみてください。一段と気泡の付き方が違ってきます。
10年以上前位は地元の方にお会いするくらいで、観光客に会うことは少なかったのですが、最近は有名になってきたため、土日祝日はいつも満員です。外で少し待たなければならない時もあります。

下ん湯5

実は福岡で地震があった、2005/3/20もここの下湯に入っていました。湯船の中で地震を経験しましたが、幸い大した揺れではなく、「あれ?なんだか揺れたような?」という感じでした。地元の常連さんが教えてくださったのですが、地震の後などで、気泡の付き方が変わることがあるそうです。
幸い、私は今までいつも気泡がたくさん付く日に巡り合せていますが、気泡があまり付かない日もあるそうです。何しろ温泉は自然です。生きていますのでそんな日もあるのでしょう。
460年以上もの長い間、地元の方に愛されて、大切にされてきた温泉を私たちも有り難く浸からせて頂き、管理してくださっている方に感謝したいです。ありがとうございます。


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