ガニ湯本舗 天風庵
ガニ湯の目の前にある、外湯めぐり湯治宿と食事処を兼ねた施設です。
所在地:大分県竹田市直入町長湯葛路谷7699-1
宿房翡翠之庄の男女別浴場は無料で利用できます。
万象の湯の男女別浴場は100円で利用できます。
ガニ湯本舗 天風庵
ガニ湯の近くにある長期滞在型外湯めぐり施設です。といっても長期滞在ではなくてもご利用できます。ガニ湯のすぐ上に、ガニ湯屋台村という何軒かの食事処が入っている建物の2階にあります。
ただし、ふとんのあげさげはセルフになりますので、何もしたくない方にはおすすめできません。それと2階へは階段で上がるようになりますので、そこ辺もご考慮ください。
長湯は昔からの温泉湯治場ですから、外湯めぐりという形態があります。こちらもそうで、宿泊施設と食事(1階)のみで、お風呂はありません。しかし、長湯は格安で入ることができる公営・私営の公衆浴場や、立ち寄り湯ができるお宿も多く、とにかく温泉にたくさん入りたい、宿泊費は抑えたいと思う方には便利だと思います。
すぐそばにガニ湯(無料)やちょっといけばラムネ温泉館もありますので、立地条件としてもなかなかいいと思います。
冷暖房は完備です。テレビ、冷蔵庫などもあります。シーツや浴衣などは、交換毎に追加料金を支払うシステムですので、長期滞在予定の方は、ご自分のお気に入りのリラックスウェアをご準備されるといいです。
月のウサギが餅つきをしている鏝絵がありました。
みなさんは、朝、昼、夜はいつがお好きですか。私は夜もいいのですが、朝も大好きです。まだ星が瞬いている様な時間帯から明け方にかけての空気が好きです。まだ近所の方もみんな寝静まっていて、犬さえも寝ている時間。静寂に包まれた街が好きです。
旅行に行った時なども朝早く起きて、まず朝風呂(もちろん一番風呂)を浴びて、散歩にでかけます。明け方の温泉街は特に好きです。時々お散歩中の地元の方に出会い、「おはようございます」と挨拶を交わし、ぷらぷらとまた散歩をし、その土地の草花、空気、風、景色、臭い、雰囲気などを感じてまた宿に戻ります。
それからもう一度お風呂へ。その後の朝食の美味しいこと。それからまたお風呂へ。
私は運動会や遠足の前の日はなかなか眠られず、朝も早く目がさめてしまう子供でしたが、大人になってもなにかイベントや旅行などの前日は興奮してなかなか眠られず、朝も早くから目が覚めてしまいます。だいたい年はくっているのに、いつまでも考えや言動が幼稚なんです。
そうそう、こちらの天風庵は翡翠之庄の経営者の首藤文彦さんが経営されています。ちなみに首藤文彦さんのお兄様は大丸旅館さんの経営者でご兄弟とも、長湯をこよなく愛し、「日本一の炭酸泉 長湯温泉」を誇りに思い、観光に対する真摯な取り組みは頭がさがる思いです。どちらの温泉地や観光地でもこのようなパワフルな経営者の方々により支えられていることを感じます。
黒川温泉の新明館さんに伺ったときも経営者の後藤さんのお話を伺う機会がありすごく勉強になりました。長湯では郷の湯さんの経営者の方からも色々なことを教えていただきました。何事も仕事や生き甲斐に取り組む姿勢は共通するものがあると感じます。
私は声が大きいのと声がとおるのと、ひとなつっこいのが幸いして主人に「これなぁに」「なぜ」「どうして」と聞いていると、いつもどこからか親切な人が現れ、色々なことを教えてくれます。主人はいつも、私の知りたがり病、なぜ何どうして病が出たと笑っています。
しかし運がいいのか、なぜかいつも経営者の方やそのことに詳しい方がふと現れ、ほんとうにもったいないくらい親切丁寧に教えてくださいます。旅に出て、色々な方のお話を伺えるのもまた旅の醍醐味です。