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直入町温泉療養文化館 御前湯

紹介文

御前湯1

所在地:大分県竹田市直入町大字長湯7962-1
営業時間:6:00~21:00
定休日:毎月第3水曜日
駐車場:大型バス3台・乗用車60台

御前湯10

1階大浴場は、奇数日が女湯、偶数日が男湯
3階大浴場は、奇数日が男湯、偶数日が女湯

御前湯6

泉質:炭酸水素塩泉
効能(浴用):心臓病、肝臓病、糖尿病(高血糖)、高血圧、神経痛、腰痛、リュウマチ、神経痛、アトピー、消化器病等など
効能(飲用):糖尿病、肝臓病、痛風(高尿酸)、便秘、消化器病
温泉1kg中の主成分:ナトリウムイオン(Na+)393.0mg  炭酸水素イオン(HCO3-)2522.0mg マグネシウムイオン(Mg2+)314.0mg

御前湯7

温泉市場を出て、川の方へ向かって下ると、ヨーロッパ風の瀟洒な建物が見えます。そこが御前湯です。

御前湯3

入り口に飲泉場がありますので、是非ここで温泉を一杯飲んでから中に入り、帰りにまたもう一度飲んでお帰りください。胃腸の調子がよくなります。しかし、初めて炭酸泉を飲む方は「あ゛う゛~」「うひょぉぉ」と妙な声が出ますのでご用心。
一口目より二口目、三口目と段々慣れてきますので、美味しいとはいえませんが、少しずつ飲んでみてください。
ラムネ温泉館の温泉の方が炭酸は強いけど、エグ味は少ないです。こちらは、ちょっとエグ味がありますので、「なんじゃこりゃ」と思うかもしれません。しかし、体にはかなりいいそうです。「体にいい」と言い聞かせて飲んでみてください。
尾籠な話で申し訳ないのですが、炭酸泉は、あまり飲みすぎるとげっぷやおならがたくさん出ますのでこれまたご用心ください。
ほんとうに大量に飲むと、今まで経験したことのないような爆発音を発します。お通じの調子があまりよくない方は、特に長湯温泉の飲泉をお勧めします。胃腸の働きがよくなるのが実感できます。効果抜群です。

御前湯4

こちらの温泉は緑がかった褐色で、かなり土っぽい感じです。浴槽によって、温度泉質とも違いますので、それもまた楽しめます。かなりぬるい浴槽がありますが、夏はかえって気持ちがいいです。このぬるい方は、赤みの強い茶褐色でちょっと鉄っぽいような臭いがします。
朝一番に入ると、こちらも温泉成分のうすーーい膜が張っています。この薄い膜の様なものは、石膏成分だそうです。
外側がガラス張りになっていますので、外の景色を楽しみながらゆっくりと長湯することができます。私は川沿いにある楕円形の露天風呂が好きです。そこで川のせせらぎを聞きながら川風にあたり、のんびりとお湯に浸かります。
1階も3階もそれぞれ露天風呂とサウナがあります。早朝6時から開いていますので、できれば早起きして、朝風呂でのんびりゆっくりされるのをお勧めします。

御前湯5

喫茶室があり、ドイツワインや、ドイツワインソフト(ソフトクリーム)などもあります。他に食事もできます。

御前湯9

九大別府温泉治療学研究所 九大教授  松尾武幸博士が初めて長湯温泉を訪れた時に詠まれたうたです。
「温泉は飲む野菜」
御前湯の温泉にはナトリウム・カリウム・鉄等の無機質が相当含まれている為、飲めば野菜を食べたのと同じ効果があります。
入浴に依り温泉成分を皮膚から浸透させ、飲泉により消化器管から吸収させる事で温泉の効果を上げる事が出来るそうです。その為には、温泉は新鮮でなければ飲泉出来ません。
御前湯の温泉は、源泉100%の掛け流しの湯です。どうぞ安心して入湯・飲泉下さい。お持ち帰り用の容器ペットボトルも販売いたして居ります。
(旧直入町のHP 2002/1/1 の記事より抜粋)

御前湯8

長湯は湧水も温泉水も汲むことができる場所が数か所ありますので、お車で長湯へお出かけの際はポリタンクを持っていかれることをお勧めします。温泉水や湧水を汲んで帰るのに便利です。

御前湯11

御前湯12

御前湯13

御前湯14

御前湯15

御前湯16

御前湯17

御前湯18

御前湯2


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