天満湧水
100年以上前から滾々と湧く湧水です。
所在地:大分県竹田市直入町大字長湯
天満湧水 神の水は久住連山からの湧水です。
天満湧水 神の水
この湧水は旅館「愛泉館」を経営していた御沓家の所有です。
九州アルプス一帯の山々に降った雨水が悠久の時を経て伏流水となり、阿蘇溶岩裂け目から漉し出たもので、およそ100年前に発見され利用されておりました。
限りなくふくよかで丸みのある味わいは多くの人々の愛するところでしたが、このたび、御沓家のお許しをいただき、湯の原地区はもちろん、遠来のお客様にも使っていただけることになりました。
ここ天満社境内には湯の原温泉(いまの長湯温泉)で最初の湯船が作られていたことも記録に残されています。その温泉は体に効くものであったことから、そのご利益をうけた岡藩主の側近が薬師如来像を寄贈したことも知られていますし、それはいまも境内の薬師堂に祭られております。
この歴史のある境内に「神の水」として登場した天満湧水です。どうぞ皆様にもご健康が授けられますようにお祈りいたします。
平成13年6月吉日 湯の原地区有志一同(現地案内板より)
まろやかな水です。
山頭火句碑
まだ奥に家がある 牛をひいてゆく 山頭火