黄牛の滝
稲葉川の上流に位置し、遊歩道が完備されるまでは、地元の人さえも足を踏み入れたことのない「幻の滝」と呼ばれていたそうです。
所在地:大分県竹田市上坂田
幅15m 落差25m
黄牛の滝(あめうしのたき)は、県道638号線を竹田から久住方面に向かう途中、「黄牛の滝」の大きな看板が出ているところを左に曲がります。それからけっこう進みます。
駐車場の一角に黄牛の滝小家があります。杖を借りることができます。足元が苔ですべりますので、杖を借りていくことをお薦めします。
駐車場から階段を下り、川の方へ下って、川沿いをずーっと奥へと進みます。
かなり水量が多く、迫力満点でした。撮影当時は夏でしたが、ひんやりとした空気が漂い、滝の飛沫が飛び、マイナスイオンたっぷりで、すごく涼しかったです。
水量が多く、迫力があります。
黄牛の滝の由来は、昔むか~し、この辺りにに竜が住んでいて悪さをするので、地元の人たちが黄牛(あめうし)の子供の頭を滝壺に投げ入れたところ、竜の悪さが鎮まったということから、黄牛の滝と呼ばれるようになったそうです。
あめ色=黄色だったから黄牛と書いて「あめうし」と呼ぶんですね。
滝壺の間近まで行くことができますので、大水量で滝壺へ怒涛の如く落ちていく様子と音、水しぶきを感じることができます。
滝から落ちた水は、苔むした石がゴロゴロしている川へと流れます。
木々に囲まれた渓谷は、少しひんやりとして神秘的です。
黄牛の滝へ行く途中の小さな滝
アマガエルさんがいました。