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岡神社

広瀬神社に隣接した神社です。元は、岡城北尾にあり愛宕神社と称していたそうです。明治41年5月5日に現在地に遷祀し、付近の数社を合祀して岡神社と称したそうです。

岡神社1

住所:大分県竹田市田町
広瀬神社の田町側の大きくて長い階段を上ると、すぐ左手に岡神社の鳥居があります。この鳥居をくぐると岡神社です。田町側の階段を上ってさらにまっすぐ進み、石段を登り、赤い鳥居をくぐるとそこが広瀬神社になります。

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岡神社御由緒

岡神社2

子供の頃はここでよく遊びました。

岡神社20

40年以上前から同じ場所にあるブランコ

岡神社19

このブランコにのって、空に向かっていっぱいこぎました。以前と同じ位置にずっとあるのがすごく嬉しいです。

岡神社3

子供の頃は、大晦日から元旦にかけて、この岡神社と広瀬神社と扇森稲荷神社(通称「こうとうさま」)の三社参りをしていました。

岡神社18

この岡神社の縁の下にもぐってかくれんぼをしていました。かなり神社も古くなりましたが、昔のままで懐かしいです。

岡神社5

屋根の内側には手の込んだ彫り物があります。

岡神社4

岡神社 神楽殿

私達が子供の頃は、ここでお神楽(おかぐら)があり、おわへぼという怖いお神楽が町まで下りて来ていました。いわゆる秋田のなまはげのようなお神楽があり、悪い子は捕まえられると信じていました。「おわへぼ」はみかけも怖いのですが、町中におりてくるのです。その頃私の実家は町中にありましたので、「おわへぼ」がやってくる日は二階に隠れて震えていました。今になって思えば、自分で自分が悪い子という自覚があったのでしょう。

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岡神社の御御籤

岡神社の御神籤(おみくじ)の説明板もレトロでいいです。お賽銭箱のすぐ右横に御神籤があります。ここの御神籤の説明は趣があります。

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神籤

岡神社の神籤は、筒の中から1本の籤を引き出し、その番号をこの一覧表で確認します。番号の下の文章が神籤の内容です。

岡神社6

鐘楼

岡神社の鐘楼も以前のままでした。大晦日には竹田の町に除夜の鐘が鳴り響きます。

岡神社8

時鐘記

此之地を彌五兵衛坂と称せり。延寶3年(1675年)10月岡藩主中川第四代久恒公此処に鐘楼を設けて此の鐘を備えて昼夜12刻を報じ併せて非常の戒とせり。爾来春風秋雨250余年に亘り鐘聲の絶える事なく嫋々たる余韻を詩の城下に響かしめたり。鐘銘に曰く享保甲辰9歳2月6日鋳物師堀河住嶋馬筑後代掾藤原氏重恒味
昭和10年広瀬神社創建に依り彌五兵衛坂の旧態を失うに至れり以後中川公縁の当社所管となる。
郷社 岡神社(現地案内板より)

岡神社7

銅鐘

岡神社9

岡神社10

岡神社14

そういえばお祭の日には、兄や近所のお兄ちゃん達は、しゅろの実を取り、竹で鉄砲をつくり、しゅろの実をおわへぼに当てたりしていました。あの頃は、玩具と言っても今のように種類も多くなく、そう頻繁に買ってもらえるものではありませんでした。
しかし、そのお陰で子供は子供なりに知恵を出し、ただで手に入る材料を加工して、玩具を作ってあそんでいたのです。兄や近所のお兄ちゃん達は、肥後守や小刀の使い方が上手で、竹や木で様々な物を器用に作っていました。その頃の光景は、今でも鮮明に脳裏に焼きついています。もちろん私も兄も近所のお兄ちゃんたちもみんな子供のままの映像です。

岡神社15

岡神社鳥居

石造の鳥居で、笠木は反り、台輪っかがあります。

岡神社17

岡神社鳥居

こちらの鳥居も石造りで、笠木は反り、台輪っかがあります。
40年以上前は神楽殿の左横に、箱ブランコがあり、神楽殿の前にはシーソー(ぎっこんばったん)がありました。男女年齢関係なく、近所の子達が夕暮れまでよく遊んだものです。

岡神社21

岡城側からの上り口です。車で通ることができます。

岡神社22

かなり急勾配です。

岡神社16

ホトトギスの花が咲いていました。


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