JR豊後竹田駅
JR九州の豊肥本線の駅です。列車の発着時に荒城の月の曲が流れます。
住所:大分県 竹田市大字会々字下木2335-1
大分方面への次の停車駅(普通列車)は、「朝地(あさじ)駅」です。
熊本方面への次の停車駅(普通列車)は、「玉来(たまらい)駅」です。
1924年(大正13年)10月15日の開業当初から豊後竹田駅の名前でしたが、「ぶんごたけだえき」と呼んでいました。しかし、これは竹田の地名の読みとは異っていましたので昭和44年10月1日に現在の「ぶんごたけたえき」に改められました。
豊後竹田駅前には、朝倉文夫氏の彫刻がある、「名水の庭」があります。
朝倉文夫氏は、隣町の朝地町出身の彫刻家で、竹田市とも所縁があり、市内に朝倉氏の彫刻が何点かあります。
宮地行きの黄色い列車が到着しました。
長閑な田園地帯や山間部、清流がみえる中を赤や黄色の1両か2両編成の列車が走ります。
駅の構内には、カボスの形をしたベンチがあります。
カボスは竹田の名産品です。カボスは焼き魚や酢の物などにかけたり、焼酎の水割り、お湯割りに入れたり、ジュースにしたり、吸い物に入れたりと様々な料理に使えます。また、チャーハンにさっと絞ってかけると、チャーハンの風味がよくなり、さっぱりとして美味しさが増します。
豊後竹田駅の改札を通るとトンネルがあり、トンネルから階段を登ると構内へ出ます。ここはトンネルギャラリーになっていて、写真や様々な作品が展示されています。
竹田は四方を山に囲まれた盆地ですが、岩盤にも囲まれ、約80個ものトンネルがあります。たくさんのトンネルがあるため、「れんこん町」とも呼ばれています。
駅の裏手に大きな岩壁があります。
名水の庭