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九重町壁湯温泉 壁湯天然洞窟温泉

九重町 壁湯温泉 旅館福元屋さんの「壁湯」(かべゆ)です。

壁湯1

住所:大分県九重町町田62-1
泉質:単純温泉 効能:胃腸病・皮膚病・神経痛、婦人病、美肌効果など
この壁湯は、旅館福元屋さんの露天風呂ですが、 川岸にある天然の半洞窟露天風呂です。苔むす洞窟の中の温泉は神話の世界の様です。

壁湯2

足元の岩盤から天然100%の源泉が湧出する、 純粋な源泉かけ流し温泉です。
足元、おしりの下からぼこぼことお湯が湧出しています。温度は、37℃~39℃とぬるめです。私はこのくらいの温度のぬるめの温泉にじっくり浸かるのが一番好きです。一度入ると出たくない、半日くらいずっとそのまま浸かっていたいそんな温泉です。

壁湯3

長湯のラムネ温泉のように、すぐに沢山の泡が付くというわけではありませんが、じっと入っていると段々にぽつんぽつんと体に気泡がついていきます。じっと動かず浸かっていると気泡に包まれます。ほとんど透明のお湯ですが、ほのかな温泉の香りがし、甘みのあるお湯です。
 肌当たりが優しい柔らかい温泉で、長時間入っても疲れません。気持ちがいいのか、いびきをかいて爆睡中の方もみかけます。混浴露天風呂ですので、女性の方で抵抗がある方は、平日の早朝がおすすめです。混浴の場合、入ってしまえばそうそう体がみえるものではありませんが、入る前、湯船に入る瞬間、湯船から出る時に一番勇気がいります。
 女性専用に一部を仕切った小さな洞窟風呂がありますが、四方囲われていて私はどうも窮屈で圧迫感があり苦手でした。混浴の方は開放的でぬるめですので、文庫本を読みながらゆっくり湯船につかっている方もいらっしゃいます。
 夏には目の前の川で子供さんたちが泳いでいる姿をみかけました。魚がはね、綺麗なかわせみをみかけることもあります。目の前の川から涼しい風が吹き、頭がすっきりするので、これまた何時間浸かっていても疲れない理由のひとつかもしれません。
 底には丸い石がびっしりしかれていて、 まるで川底のようです。この石の刺激がまた気持ちいいです。
 川のすぐそば、ほとんど川と同じ高さくらいのところにもうひとつ小さな露天風呂もあります。時々、温泉に入ったまま、前の川に釣り糸を垂らして、魚釣りをされている方がいらっしゃいます。なんとも贅沢な話です。
お風呂上りは肌がしっとりすべすべになりました。エステに行った後みたいに、くすみがとれ、ワントーン顔が明るくなりました。長閑な風景の中、川風にあたり、壁湯にじっくり浸かって、日頃の疲れが取れました。


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