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季節料理そのだ

軍鶏(しゃも)料理とふぐ料理、ごま豆腐、飛竜頭(ひりょうず)などで有名な、季節の旬の味覚を堪能できるお店です。

そのだ1

所在地:大分県日田市港町5-29 港町は豆田町の隣町です。
営業時間:11:00~21:00 定休日:不定休

そのだ2

松花堂御膳、しゃも料理、丼物、そば、その他おまかせの季節料理などもあります。 素朴な店構えですが、有名なグルメ雑誌の表紙を飾ったこともあるほど美味しさには定評があるお店です。
特に季節の山菜やしゃも料理、ふぐ料理は全国からわざわざ食べに来られるファンがいらっしゃるそうです。
以前雑誌の取材で女優の和久井映美さんがみえたそうです。顔がちっちゃくて、口数が少なくとっても上品で可愛らしい方だったそうです。

そのだ3

ゴマドーフと飛竜頭の松花堂御膳

松花堂弁当とお吸い物とごま豆腐と香の物が付きます。

そのだ4

鳥のからあげ、玉子焼、飛竜頭、ゴマ豆腐、川魚の甘露煮、ふきのとうのおひたし、あみだけの和え物、梨、ご飯、お吸い物、ヨーグルトなどのセットです。
あみだけは赤紫色のきのこです。裏側が網目状になっていて、大根おろしで食べたり、和え物や酢の物、鍋、お吸い物の材料として使われます。
左の写真の右端の中程に写っています緑色のものはふきのとうのおひたしです。春に大将と女将さんが山で採って来たふきのとうをさっと調理して瞬間冷凍保存していたものだそうです。風味がよくて、ほろ苦くとってもおいしかったです。

そのだ5

ゴマドーフ入りのお吸い物

ごま豆腐のお吸い物は初めてでしたがとっても美味しかったです。お吸い物にゴマ豆腐がすごくマッチしていました。

そのだ6

山菜の煮物

季節料理そのだでは、大将と女将さんが山に山菜を採りに行って、その新鮮な山菜をふんだんに使った料理を出してくださいます。
春先にはこしあぶらのおひたしや天ぷらなども出してくださるそうです。私はこしあぶらの天ぷらが大好きです。こしあぶらの天ぷらを口の中に入れるとほわ~っと早春の香りとほろ苦さがが広がります。おひたしはまだ食べたことがないので是非食べてみたいです。
こしあぶらは、タラの木と同じウコギ科の仲間です。私はタラの芽も美味しいくて大好きですが、こしあぶらの芽は更に大好きです。上品だけど、早春の香りが凝縮されたような風味がたまりません。

そのだ7

手作りのゴマドーフ

手作りのゴマドーフは胡麻の香りが濃厚で、 ぷるぷるるんとした食感がたまらない絶品です。手作りの柚子酢味噌も絶妙な味で、ゴマドーフとよく合います。

そのだ9

胡麻が濃厚なゴマ豆腐です。

そのだ8

飛竜頭

飛竜頭(ひりょうず)は、「ひりゅうず」や「ひろうず」や「ひろうす」と呼ぶ地域もあります。
がんもどきに似ていますが、がんもどきよりかなり具沢山です。ごぼう、にんじん、百合根、きくらげ、銀杏、ケシの実、山芋など様々な具がたっぷりと入っています。
飛竜頭の名前の由来は諸説あり、ポルトガル語のヒリューズというお菓子の形に似ていることから飛竜頭と呼ばれるようになったという説と、ポルトガル語で肉団子を「ヒロス」と呼ぶことからという説と、出来た形が竜の頭に似ていてからという説などがあります。

そのだ10

飛竜頭の断面

そのだ11

 自家製ジャムをかけたヨーグルト

そのだ12

やまぶきの佃煮とたくわん

やまぶきの佃煮は、しゃくしゃくとした歯ごたえと共にやまぶきの香りが口の中に広がります。

そのだ13

そのだ14

しゃもは、その日の朝絞めたものを使っているそうです。
しゃもコースには、しゃものもも、手羽、内臓の刺身、がめ煮、しゃも鍋、雑炊などが付きます。5人以上からの予約可能で、2種類のコースがあります。

そのだ15

軍鶏(しゃも) 女将さんが裏庭にいるしゃもを見せてくださいました。とっても美しいしゃもでした。目が合った瞬間は、鋭い眼つきにどきっとしましたが、しゃもの方が踵を返してしまいました。こちらでは、国内で大切に育てられた軍鶏を使っているそうです。 私が子供の頃、近所で軍鶏の喧嘩をさせている光景をみかけていました。最近はそんな光景をみかけることもなくなりましたね。圧倒されました。

そのだ16


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