日田祇園山鉾会館の展示物
日田祇園山鉾会館には祇園山鉾の他にも、日田祇園祭に関する祭具や資料などが展示されています。
所在地:大分県日田市隈2丁目7-10 日田祇園山鉾会館
日田祇園山鉾会館の2階には、祇園祭の祭具や享保雛などの雛人形、郷土玩具、日隈神社社宝など貴重なものが展示されています。
祇園祭の法被
日田祇園祭の時に着用する法被(はっぴ)です。各町によってデザインが異なります。
賤ヶ岳の七本槍の図
賤ヶ岳の戦いの際、秀吉方で功名をあげた兵の内、脇坂安治、片桐且元、平野長泰、 福島正則、加藤清正、糟屋武則、加藤嘉明の7人は後世に賤ヶ岳の七本槍と呼ばれました。
町名が書かれた提灯や日隈神社の社宝なども展示されています。
龍吐水ポンプ
このポンプは、龍吐水ポンプと言う。天保4年(1833年)。今より142年前豆田町布屋松兵衛、同忠兵衛、隈町備中屋利助、同源右ヱ門が大原神社に寄進されたものである。(現地案内板より)
祭具
駕籠
天保8年(1887年)頃のもの。隈の掛家、京家、山田家当主の半四郎が使用していたもの。
当時、駕籠を使用できるのは、名字帯刀が許されたものに限られていた。この駕籠は、京都でもとめられたものと言われている。(現地案内板より)
波平行安銘脇差
寄託:日隈神社
享保雛
日田祇園祭のミニチュア山鉾も展示されています。
玄関ホールでは、日田特産の日田杉の下駄なども陳列・販売しています。